ハローワーク岡山（所長：片山弘志）、ハローワーク玉野（所長：赤木功）、ハローワーク西大寺（所長：齊藤浩二）、岡山労働基準監督署（署長：岡田康浩）は、令和元年11月26日に岡山労働基準監督署会議室において『岡山・玉野・西大寺地域版　働き方改革推進会議』を開催しました。当会議には、岡山・玉野・西大寺地域の商工会議所、商工会、事業者団体等の責任者に出席いただきました。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　
 
 　
　当会議は、岡山労働局の「おかやま働き方改革会議」の協議決定事項を踏まえ、地域版として、より実務的な、きめ細やかな情報提供等を図ること、地域における気運の醸成を図ることなどを目的として設置され、今回が本年1月に続き第2回目の開催となります。
　当会議では、岡山・玉野・西大寺地域における「働き方改革」の推進に向けた現状と課題を確認するとともに、各種支援制度などの情報を共有し、地域全体・業界全体として実効的な取組みを進めていくための意見交換を行いました。
　監督署やハローワーク等の行政機関からは、働き方改革関連法の概要、労働時間相談・支援班の取組み、働き方改革に取り組む会社の好事例、ハローワークの取組みや支援制度などについて説明を行いました。岡山働き方改革推進支援センターからは、支援の実績などについての説明がされました。
 
　監督署に設置した労働時間相談・支援班による周知活動、委託事業である働き方改革推進支援センターによる訪問支援や各種助成金等の支援を有効活用していただくことで、働き方改革に向けた社内の環境整備を図っていただくようお願いいたします。
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
 　　　　　　　　　　　　　　　　　
 
　　　　　　　　働き方改革に取り組んでいる会社の好事例について説明する　岡田署長


 　　



　　　　　　　  　　　　

　　　　　職業安定分野における働き方改革を推進するための取組みについて説明する
　　　　　　　　　　　　　ハローワーク岡山 大﨑雇用開発部長 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　

 　　　　          　　岡山働き方改革推進支援センターの取組みについて説明をされる
　　　　          　　 岡山商工会議所 岡山働き方改革推進支援センター 堤センター長
　　　　　　 
 
 
 
 
【会議での出席者の方からの意見の一部をご紹介します。】
 
・会社の経理担当の職員は働き方改革を意識し仕事をしているが、会社全体にはまだ意識が広まっていない。
・建設業、サービス業では人手不足の状態が続いており、働き方改革を進めづらい。
・建設業は、昨年の豪雨災害を受けた復興工事のため非常に忙しく手一杯の状態であり、なかなか働き方改革まで手が回らない。働き方改革の成功事例を収集し、各社と共有しながら働き方改革を進めていく。
・運輸業では、働き方改革により、少しずつ荷主待ち時間、積み込み時間の短縮などの取組みが始まったところである。しかしながら、まだまだ応じてくれない荷主も多く労働時間の削減が難しい状況が続いている。また、競争激化による運賃料金の値下がりも働き方改革を進める上での課題である。
・各種セミナーの開催、個別相談により働き方改革の支援を行っている。働き方改革推進支援センターによる支援や各種助成金などを活用し、働き方改革を推進していきたい。
 
 
（構成員）
岡山商工会議所（岡山働き方改革推進支援センター）、玉野商工会議所、岡山北商工会、岡山南商工会、岡山西商工会、瀬戸内市商工会、（一社）岡山県労働基準協会岡山支部・玉野支部、（一社）岡山県建設業協会、（一社）岡山県トラック協会岡山支部、（独）労働者健康安全機構岡山産業保健支援センター、岡山労働局、ハローワーク岡山・玉野・西大寺、岡山労働基準監督署（順不同）
 
【参考リンク】
働き方改革特設サイト　支援のご案内（厚生労働省ホームページ）
働き方改革について（岡山労働局ホームページ）
各種助成金制度のご紹介（岡山労働局ホームページ）
岡山働き方改革推進支援センターホームページ










この記事のお問い合わせ先

岡山労働局労働基準部監督課
電話　086-225-2015

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