令和元年トラック運送業労災撲滅運動キックオフ集会が開催されました

    6月18日、岡山県トラック総合研修会館において、令和元年度トラック運送業労災撲滅運動キックオフ集会が開催されました。
    この集会は、トラック運送業労災撲滅運動がスタートするにあたり、労働災害防止の機運を高めるために開催したもので、トラック運送事業関係者約150名が参加しました。


 
             千葉労働局長  

   岡山労働局の千葉登志雄局長と陸上貨物運送事業労働災害防止協会岡山県支部の遠藤俊夫支部長の開会あいさつを皮切りに、岡山労働局から「陸上貨物運送業における労働災害の発生状況」と「労働時間法制度について」の講習、「先進的な取組みを行っている事業者による事例発表」を岡山スイキュウ株式会社経営改革推進室の福森琢磨室長代理から事例発表が行われました。


    福森琢磨室長代理

   事例発表では、トラック協会などが作成したテキスト・資料を活用したロールボックスパレット作業等の教育計画、作業手順・KYTの映像化、パワーゲートを用いた荷役作業の社内コンテストによる職場環境の醸成などが紹介されました。
 その後、陸上貨物運送事業労働災害防止協会の堀野弘志安全管理士から「高年齢労働者に対する安全・健康教育」と題する特別公演が行われました。



   堀野弘志安全管理士

    特別講演では、高年齢化するトラックドライバー対策として、加齢による心身機能の変化とその変化に対応した安全健康の確保のための必要な配慮について説明されました。
    次いで、岡山運輸支局増村健太運輸企画専門官から「ホワイト物流について」の講習が行われました。
    最後に、安全宣言(案)が読み上げられ、拍手を持って採択されました。
    トラック運送業労災撲滅運動は、令和元年12月31日まで続けられ、その間、トラック運送事業者に対するパトロールの実施、労働基準監督署単位での研修会の開催などが行われます。

   
 

 

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