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「高年齢労働者に配慮した陸運業のための労働災害防止対策セミナー」でエイジフレンドリーガイドライン等について周知しました
令和4年1月20日に厚生労働省補助事業で陸上貨物運送業労働災害防止協会岡山県支部が主催する「高年齢労働者に配慮した陸運業のための労働災害防止セミナー」に岡山労働局の労働衛生専門官が出席し、岡山県内の陸上貨物運送業における労働災害発生状況、「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン)」について説明するとともに、各災害防止団体が実施する中小企業サポート事業、日本安全衛生コンサルタント会が実施する安全衛生診断の活用を促しました。
令和3年の陸上貨物運送業における労働災害は前年比で約20%も増加しています。災害の型別では「墜落・転落」災害が最多を占めていますが、腰痛を含む「動作の反動、無理な動作」に分類される災害については前年比で約63%も増加しています。
また、高年齢労働者の労働災害の割合が高く、その対策としてエイジフレンドリーガイドラインに基づく取組みを行っていただくようお願いしました。エイジフレンドリーガイドラインで求められる取組みは下の表のとおりであり、職場環境改善に要した経費の一部を補助する「エイジフレンドリー補助金」の活用を案内しました。
事業者に求められる取組 | 労働者に求められる取組 |
---|---|
安全管理体制の確立等 | 自らの身体機能や健康状態を客観的に把握し、健康や体力の維持管理に努める |
職場環境の改善 | |
高年齢労働者の健康や体力の状況の把握 | 日ごろから運動を取り入れ、食習慣の改善等により体力の維持と生活習慣の改善に取り組む |
高年齢労働者の健康や体力の状況に応じた対応 | |
安全衛生教育 |