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治療と仕事の両立支援のための岡山県地域両立支援推進チーム第2回会議を開催
厚生労働省では、平成28年2月に「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」を公表し、事業場において、がん・脳卒中などの疾病を抱える労働者に対して、適切な就業上の措置や治療に対する配慮を行い、治療と仕事が両立できるよう進めています。
平成29年度には、都道府県で「地域両立支援推進チーム」が設置されており、岡山労働局では、平成29年7月10日に「岡山県地域両立支援推進チーム」を設置し、
①関係機関の両立支援に係る取組状況の確認及び他機関との連携
②企業向けのパンフレット ・ 患者(労働者)向けのパンフレットの作成、周知
③治療と職業生活の両立支援研修会の開催(平成30年1月22日)
などに取り組んできました。
今年度は若年性認知症サポートセンター事業を実施している、岡山県保健福祉部長寿社会課と岡山公共職業安定所と新たに推進チームに加え、平成30年9月14日に「岡山県地域両立支援推進チーム第2回会議」を開催したところです。
第2回会議においては、
①関係機関の取組状況及び他機関との連携状況やそれについての課題を確認
②パンフレットの活用状況の確認(今年度改訂予定)
③今後のイベント開催(研修会の開催)
などについて協議しました。
<会議における主な意見等>
・労働者、事業場、医療機関それぞれにおいて、まだまだ周知が足りない。
・がんの両立支援事例はあるが、他の長期治療を要する病気に関しては進んでいない。
・産業医がいない事業場(労働者数50人未満)における労働者の両立支援をどうやって進めていくのか。
・労働者-主治医-産業医(企業)との連携をいかに進めるか。