岡山社会福祉施設労働条件確保・労働災害防止連絡会議を開催しました

（1）　岡山労働局、岡山県、岡山市、倉敷市、新見市管内の各社会福祉施設における労働条件確保、労働災害防止に向けた取組み

（2）　岡山労働局と関係地方公共団体との連携による労働条件確保、労働災害防止説明会の開催

〇社会福祉施設を取り巻く労働環境について
　令和元年度の終盤から令和3年度現在まで続く新型コロナウイルス感染症拡大の影響で岡山労働局や県、各市関係部署の立ち入り指導、集団指導が困難となる一方で、社会福祉施設の休業4日以上の労働災害の発生件数は令和3年11月末速報で前年同期と比べて新型コロナウイルス感染症の影響を除いても20%の大幅増加となっています。

〇岡山労働局から関係地方公共団体への要請
　同一労働・同一賃金、改正育児・介護休業法、パワーハラスメント防止措置の中小企業での義務化の周知、社会福祉施設に対する^※1「安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」の浸透に向けた協力を要請しました。

^※1「安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」とは
　小売業及び飲食店の多店舗展開企業の本社及び店舗、多くの社会福祉施設を展開する法人の本部及び施設を対象とした安全衛生活動で、経営トップの参画の下、本社・本部と店舗・施設における労働災害防止のための取組を促進し、全社的な安全衛生活動を展開することにより、労働災害を減少させることを目的とするもので、令和3年4月1日から2年間の運動である。