津山監督署と新見監督署管内の林業現場合同安全パトロールを実施しました

 令和3年12月10日に津山労働基準監督署管内、同月17日に新見労働基準監督署管内の林業現場合同安全パトロールを実施しました。
 パトロールは、津山市内1か所、奈義町内1か所、新見市内3か所、高梁市内2か所を行い、津山労働基準監督署管内の現場については、各森林組合、林業・木材製造業労働災害防止協会、岡山労働局で、新見労働基準監督署管内は、各森林組合、岡山森林管理署、岡山県、林業・木材製造業労働災害防止協会、岡山労働局、岡山労働基準監督署、新見労働基準監督署で実施しました。

 パトロール時の作業としては、チェーンソーを使用した伐木作業、車両系木材伐出機械を使用した集材・造材作業、作業道の開削などを行っていました。
 

   
           


 林業では、チェーンソーによる切傷災害や車両系林業機械との接触による災害、木や枝が労働者に激突する等の災害が発生しているため、伐木時の安全確保や車両系林業機械の周囲に労働者を立ち入らせないこと、誤作動や誤操作が起こることを念頭に作業を行うことをお願いしました。
 林業における休業4日以上の休業災害は、令和3年11月末速報値で32人となっており、昨年同期比で28%増となっております。中でも転倒災害が急増(昨年同期比+300%増)しており、転倒災害の概要としては、ぬかるみや濡れた石等で足を滑らせてしまう災害が主であるため、林業機械や倒木の他、足元にも注意を払って作業を行うこと、また、新型コロナウイルスの感染予防にも引き続き努めることを併せてお願いしました。

 各事業場におかれましても「今こそ、ゼロ災害と感染防止」をキーワードに、労働災害防止及び新型コロナウイルス感染症予防に努めてください。

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