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岡山労働局長が小売店舗のパトロールを実施
令和3年12月6日に内田労働局長が小売店舗のパトロールを実施しました。
パトロールは、岡山労働局長、健康安全課長、健康安全課所属の労働衛生専門官、労働基準監督官の4名で行い、事業場の安全管理・衛生管理の状況について確認しました。
なお、本パトロールは報道機関に公開で行いました。
店長へ挨拶を行う局長
◎ パトロール事業場
事業場:株式会社天満屋ストア 天満屋ハピータウン原尾島店
(平成18年度 安全衛生に係る岡山労働局長奨励賞(健康保持増進対策)受賞事業場)
住 所:岡山市中区
12月1日からの年末年始無災害運動を迎え、第三次産業における「安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」の取組状況、転倒災害の防止、メンタルヘルス対策、職場における新型コロナウイルス感染症拡大防止、また、高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドラインを踏まえた職場環境の改善の実施状況について巡視を通じて確認し、安全衛生の諸課題に取り組む必要がある中で、管内事業場へ「安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」を広く県内事業場に周知するために、報道機関への公開によるパトロールを実施したものです。
現場では、バックヤードでの段差の解消の徹底や滑りやすい箇所でのマットのテープ固定等による転倒防止、ステンレスメッシュ手袋着用徹底のための管理者による確認と掲示物による切創防止の啓発、低位置や重量物の陳列について工夫を行い腰痛予防に努めており、通路と仮置き場の区別や清潔な環境の維持等の5S運動の徹底、油脂類取扱作業における防滑靴の着用など、他の事業場の模範となる取組が確認できました。
濡れによる転倒災害の防止対策 | 5S運動等の安全掲示板について説明を受ける様子 |
重量物の作業を軽減させる措置 | 腰痛防止のための作業高さの工夫 |
刃物による切創防止の工夫 | 掲示物による刃物による切創防止の啓発 |
局長より、岡山本社の商業施設の経営トップが安全で健康的な働きやすい職場づくりに取り組む方針を持っておられることは労働局としても心強く思うこと、引き続き安全で安心な職場づくりにご尽力いただくようお願いしました。
局長パトロールについて取材を受ける局長
管下各労働基準監督署においても、同様の安全パトロールを年末年始無災害運動期間中に実施しています。
なお、鳥取及び近畿2府4県においても同時期に労働局長パトロールを実施しています。
岡山労働局管内の労働災害発生状況の11月末速報値によれば、令和3年の第三次産業は945人であり、昨年同時期より29%増加しておりますので、各事業場におかれましても労働災害防止に努め、年末年始の労働災害を"ゼロ"にし、良い新年のスタートとしてください。
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