岡山労働局長が建設現場パトロールを実施しました

令和3年6月17日に内田労働局長が建設現場のパトロールを実施しました。
昨年県内の死亡災害16件のうち6件が建設業で発生しており、本年も2件発生していることから建設業を対象としました。
建設業労働災害防止協会岡山県支部からも出席を得て、現場の安全管理・衛生管理の状況について確認しました。

◎ パトロール現場
 施工業者:株式会社荒木組(令和2年 安全衛生優良企業認定事業場*

*労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善しているとして、厚生労働省から認定を受けた企業のこと
 施工場所:岡山市北区中山下
  
現場写真
現場全体写真
  
 7月1日からの全国安全週間を迎え、墜落・転落、転倒災害の防止、熱中症予防と新型コロナウイルス感染症拡大防止の徹底、高年齢労働者の安全と健康確保のための職場環境の改善の実施状況について巡視を通じて確認し、安全衛生の諸課題に取り組む必要がある中で「持続可能な安全管理 未来へつなぐ安全職場」というスローガンに加えて、管内事業場へ今こそ、ゼロ災害と感染防止をアピールするために、報道機関への公開によるパトロールを実施したものです。
 現場では、独自のルールにより熱中症対策と感染症対策に万全を期すとともに、災害発生の4分の1を占めている高齢者や言葉や風習を異にする外国人労働者であることが明らかとなるよう色別のヘルバンドを着用させることにより周囲の作業者に配慮を促す工夫がなされており、また、墜落・転落災害の多い脚立やはしごを使用せず高所作業車を使用していることなど、他の事業場の模範となる取組が確認できました。
 
現場所長(画面中央)よりヘルバンドについて説明を受ける内田労働局長 
ヘルバンドの説明を受ける局長
墜落・転落防止のため高所作業車を使用している


 局長より、一つ一つの労働現場の状況に応じて「ゼロ災、ヨシ!」を合言葉に、転落、転倒などの災害と感染症防止を行っていただくようお願いしました。
 
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講評を行う局長
建災防岡山地区安全指導者(中央と左)による講評


 管下各労働基準監督署においても、署長による同様の安全パトロールを全国安全週間準備期間中に実施しています。



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岡山労働局労働基準部健康安全課 086-225-2013

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