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令和7年10月3日(金)

和田ステンレス工業株式会社様、一般社団法人北陸地域づくり協会様、仁箇電建株式会社様、朝日舗道株式会社様、北陸電々株式会社様、株式会社水倉組様の「ユースエール認定通知書」について、交付式を開催しました。

 和田ステンレス工業株式会社様、一般社団法人北陸地域づくり協会様、仁箇電建株式会社様、朝日舗道株式会社様、北陸電々株式会社様、株式会社水倉組様の「ユースエール認定通知書」について、認定書交付式を開催しました。各企業の詳しいお取り組みについては、プレスリリースをご覧ください。
 

       前列 左から
  和田ステンレス工業株式会社  代表取締役 和田 克行 様
  新潟労働局 福岡局長
  一般社団法人北陸地域づくり協会  専務理事 倉重 毅 様
後列 左から
  仁箇電建株式会社  取締役 堀内 大輔 様
  朝日舗道株式会社  常務取締役 佐藤 勇介 様
  北陸電々株式会社  代表取締役社長  野上 隆 様
  株式会社水倉組  代表取締役社長 水倉 直人 様
 
 
 
【和田ステンレス工業株式会社 代表取締役 和田 克行 様】(ユースエール認定)

 この度はユースエールの認定をいただき、大変ありがとうございます。非常に光栄に思っております。
 私どもは、創業以来、燕市に本社がございます。ご存知のとおり、この地域には燕市と三条市がありますが、特に燕市においては古くからステンレス加工、金属加工の盛んな地域でございます。
 私も創業家の3代目の社長でございます。1964年から創業以来、今日まで至っております。すでに60年以上の歴史を重ねておりまして、会社の社歴が61年、私が62歳で、私の人生と会社の社歴がほぼ同じくらい歴史がございます。
 さて、昨今の労働環境は非常に厳しいものがございます。この燕市においても、少しずつ現場力、いわゆるモノ作りの力が衰えていると痛感しております。そのような中で、弊社は半導体の材料の搬送容器や飲料容器、特に「ビールの樽」は高いシェアを持ち、今日まで事業展開をしております。
 このユースエールの認定を糧にして、ますます若い人材を取り込んでいきたいと思っております。もちろん若い人材だけでなくて中堅社員、ベテラン社員とのバランスも必要でございます。
 私どもは、定年はなく、何歳になっても、働く意欲さえあれば働ける制度であり、約100人近くの社員全員が正規雇用で頑張っております。雇用関係を正規にすることによって長く勤めていただき、いろいろな勉強をして技術を習得し、若い人材に継承してもらいたいという気持ちを持って、職場環境の取り組みを行っております。
 これからもますます新潟県、そして私どもの地元である燕市の地域経済、地域社会のために精一杯頑張って社会貢献していきたいと思います。
 今後もどうぞ、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 
【一般社団法人北陸地域づくり協会 専務理事 倉重 毅 様】(ユースエール認定)

 本日はユースエール認定通知書の交付をいただき、誠にありがとうございます。
 この認定は私どもにとって励みとなります。労働局様並びに関係各位に心より感謝を申し上げたいと思います。
 新潟を含む北陸地方は自然豊かで美しい地域でございますが、一方で冬の厳しい気候や自然災害のリスクに向き合う必要がございます。当協会は安心して暮らせ、活力のある地域を作るために様々な活動を行っております。例えば、地震や豪雨などの自然災害に備えての防災活動支援、道路や河川などのインフラ整備の支援、加えてこれらに必要な専門的知識・技術を次の世代に伝える活動・事業などです。
 こうした事業を安定的・継続的に展開していくためには、職員が誇りと意欲を持って業務に従事できる環境整備が不可欠です。そのために、働き方改革を積極的に推進し、職員一人ひとりが持てるポテンシャルを最大限に発揮できる環境を整えております。
 例えば、ワークライフバランス推進、キャリアアップ支援、福利厚生の充実など、若手職員が安心して成長できる環境づくりに取り組んでおります。
 これらの取り組みを進める中で、毎年新卒者を採用し、人材育成に努めてまいりました。若者が将来への希望を持ち、安心して働けることが地域の持続的な発展につながるものと考えており、今後とも時代が求める働き方に応えるべく取り組んでまいりたいと考えております。
 引き続きのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
 本日は大変ありがとうございました。

 
       【仁箇電建株式会社 取締役 堀内 大輔 様】(ユースエール認定)  

 本日はユースエールの認定をいただき、誠にありがとうございます。
 仁箇電建は、一般住宅から大規模施設まで、電気設備工事といった人々の生活に欠かせない電気の工事をしております。
 ご存じの通り、電気とは大切なインフラの一部でございます。しかし、昨今の日本の人口減少に伴い、人材供給に影響を与えかねない状況となってきております。電気工事に関しては、日本の高度経済成長期を支えてきたベテラン電気工事士の高齢化や引退が進み、長年培われてきた技術知識を今後どう維持し、継承していくかが課題となっております。また昨今では、業界にはびこる「きつい」「汚い」「危険」という、いわゆる「3K」のイメージが払拭できずに新しい人材が入りにくい環境でもございます。
 こういった問題を解決するために、当社では様々な取り組みをしております。例えば、安全装備の購入を社員が予算内で自由に購入できる安全装備補助制度、資格取得に関わる費用の一部を負担する資格支援制度、また先輩・後輩・同僚との親睦を深める部署活性応援金など様々な取り組みをしております。
 この業界をもっとポジティブに捉えていただくためのきっかけとして、今回のユースエール認定を活用していきたいと思っております。
 仁箇電建は1973年に創業し、今年で52年を迎えます。
 社員の満足度を高めながら、顧客満足度を高めていける取り組みを社員一同、今後も取り組んでいこうと思っております。
 改めまして本日は認定いただき、誠にありがとうございます。

 
       【朝日舗道株式会社 常務取締役 佐藤 勇介 様】(ユースエール認定)

 本日はユースエール認定をいただきまして誠にありがとうございます。
 ユースエールを申請するにあたってご尽力いただいた関係各所の皆様に心より御礼申し上げます。
 弊社は新潟県の最北端に位置する村上市で舗装業を営む会社でございます。創業以来60年間、舗装一筋で地域に密着して、安心安全な道づくりに携わっております。
 企業がこの厳しい社会で存続していくためには、やはり社会情勢の波に負けず、いろいろなことに挑戦し続けていかなければならないと考えております。
 今回、ユースエールの申請にあたって、客観的に会社の状況をみて、時代が変わったなと実感しております。そして、今の時代に即するためにどう取り組んだらいいか、何が課題なのかについて、社内全員で向き合って取り組みをしております。
 例えば、今まで紙だったタイムカードを電子化に変えて労務時間の管理を徹底し、それによって残業時間を削減する、有給休暇の取得を推奨する、社員の教育を行うなど、安定した雇用は社内のあらゆることが直結していることが分かりました。
 まだまだ会社として改善すべき点は多々あります。それでも、一歩ずつ着実に進んでいくことが大切だと考えております。
 社員に働きやすい環境づくりの提案や社内の整備を続け、若者から選んでもらえるような企業を目指して、今後とも一層取り組んでいく所存でございます。
 本日は、認定いただきまして、本当にありがとうございます。

 
       【北陸電々株式会社 代表取締役社長 野上 隆 様】(ユースエール認定)

 この度はユースエール認定をいただきありがとうございます。
 弊社は新潟県内で内線電話工事、ネットワーク工事を中心とした電気通信工事業を営んでおります。年々、通信技術者が減少しており、業務のデジタル化が進むこともあり、新しい技術を習得する若手を採用・育成をすることが会社を存続するために必要不可欠となっています。
 採用に関しては、建設業全体が人手不足・売り手市場のため、苦戦しています。しかし求職者が何を求めているのか、会社を探す際に何を見ているのか、といろいろと考え、この春ホームページをリニューアルしました。求職者からも弊社の業務内容が分かるよう、相談するであろうご両親が見ても分かるよう、BtoB向けのホームページを全面的に更新いたしました。
 また、労働環境の整備にも積極的に取り組んでいます。業務の特性として、大掛かりな導入工事は土日の会社が休みの時に行うことが多くあります。私が現場で働いていた頃は繁忙期になると土日出勤に残業時間も多く、大変な時期もありました。しかし、2024年の時間外労働の上限規制が適用されたこともあり、時代の流れに合わせて残業時間を減らすために社内システムの見直しを図りました。残業時間管理項目を追加して、各管理職は特定の人に偏りのないよう業務を分散し、スケジュール管理を行っています。スケジュール管理を行うことにより、残業時間はもちろんのこと、有給休暇や育休も取得しやすくなりました。現在若手社員1名がパパ育休を取得しております。
 こういった中ユースエール認定をいただくことができ、会社としてとても励みになりました。
 今後もこの取り組みを進めていき5年連続継続認定表彰を目指していきたいと思います。
 若者世代だけではなく女性の採用や育成にも力を入れており、特に子育て世代が安心して子育てと仕事の両立ができるように支援しています。今後はえるぼし・くるみんの認定も視野に入れて挑戦できたらと思っています。
 本日は認定をいただきありがとうございました。

 
       【株式会社水倉組 代表取締役社長 水倉 直人 様】(ユースエール認定)

 今ほどは、ユースエールの認定を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
 弊社の働き方改革の取り組みが一定程度評価されたものと嬉しく思っているところでございます。
 弊社は大正2年の創業でございまして、土木工事、建築工事、舗装工事の3部を柱とする総合建設業でございます。一昨年は110周年を迎えたところでございます。
 先ほどもお話が出ておりましたけれども、建設業は昨年度から時間外労働の上限規制が適用されております。弊社はそれに向けまして3年ほど前から、残業時間を減らすべく業務の見直しや意識改革を図ってまいりました。
 また、昨年からは建設ディレクターDX推進部というものを設けまして、現場における工事書類等の一部の業務を建設ディレクターに移管することにより、現場の負担を軽減し、業務の効率化や残業時間の削減に取り組んでいるというところでございます。それにより、ある現場では、1日あたり1時間から2時間程度残業時間を削減できております。
 先ほどもお話ししておりますが、建設業は特に人手不足で高齢化が進んでおり、人材の確保が喫緊の課題でございます。
 安心して働きやすい職場環境を整備することはもちろんでございますが、このユースエールを一つのPRの材料とさせていただき、新卒者8名の人材確保に努めてまいりたいと考えております。
 行政の皆様からは引き続きのご指導を賜りますようお願い申し上げまして、簡単でございますが、挨拶にかえさせていただきます。
 本日は誠にありがとうございました。


 

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