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フォトレポート
令和6年12月27日(金)
株式会社 ブルボン様に「プラチナくるみんプラス認定通知書」を、有限会社 山田製作所様、株式会社 高館組様、株式会社 国井組様、株式会社 廣瀬様に「ユースエール認定通知書」を交付しました。
株式会社 ブルボン様の「プラチナくるみんプラス認定通知書」、有限会社 山田製作所様、株式会社 高館組様、株式会社 国井組様、株式会社 廣瀬様の「ユースエール認定通知書」について、合同の交付式を開催しました。詳しい取組内容については、プレスリリースをご覧ください。
左から 株式会社 廣瀬 代表取締役 廣瀬徳男 様 株式会社 高舘組 常務取締役 髙舘脩平 様 株式会社 ブルボン 人事企画部 千田 華怜 様 千葉新潟労働局長 有限会社 山田製作所 代表取締役 山田勝 様 株式会社 国井組 代表取締役 国井元樹 様 |
【株式会社 ブルボン 人事企画部 千田 華怜 様】(プラチナくるみんプラス認定) | |
当社は新潟県柏崎市に誕生した菓子メーカーとして、高品質な商品を安全安心に安定的にお客様にお届けしたいという思いで事業を継続して参りまして、今年で100周年を迎えることができました。このことにつきましては、お客様、お取引先様、関係各社の皆様を始め、従業員一人一人が安心して働き続けることができる環境づくりが不可欠であったと考えております。 今回このような認定を受けることができたのは、当社トップによる方針や各種の政策について、従業員一人一人の理解や協力があったためであると考えております。 今回の認定を受け、この内容に恥じることがないように、そして満足することなく、今後も育児・介護・各種疾病、そして不妊治療と仕事の両立支援の推進に努めて参ります。 今後とも行政の皆様、そして新潟県にある会社を代表される皆様にもご指導・ご鞭撻をいただきながら、努めて参りたいと思います。本日は誠にありがとうございました。 |
【有限会社 山田製作所 代表取締役 山田勝 様】(ユースエール認定) | |
弊社は十日町市中条に工場があり、高齢者施設の特殊な入浴用車椅子やストレッチャーなどの製品に利用する金具を作っているメーカーです。 この度、ユースエール認定を取得でき、これもひとえに日頃の皆様方からの御支援・御愛顧の賜物と心より御礼申し上げます。 弊社は社員の高齢化に伴い、20年前より高校生の新卒採用に力を入れ、毎年のように1~2名を採用してまいりました。採用者の半数は女性で、この女性たちが結婚し、出産後には積極的に育児休業が取得できるよう奨励いたしました。休業後も安心して社員が働ける環境づくりに取り組んできた結果、約10年前にハッピーパートナー企業の認定を受けることができ、これにより社員の満足度や生産性が大きく向上しております。 また、今回ユースエール認定の取得に向けて若者の育成に注力し、インターンシップ制度や若手社員のキャリア支援プログラムを積極的に展開してまいりました。 特に注力しましたのは、有給休暇の取得推進です。会社に遠慮することなくいつでも有給休暇が取れる環境を作り、取得率の低い社員には会社から有給休暇の取得を積極的に働きかけております。その結果、現在の平均有給休暇取得率は80%を超えております。 その他には残業時間の削減にも取り組みました。繁忙期や休暇取得で人員不足がおきても対応できるように、社員数に少し余裕を持たせました。さらに、他の部署に欠員が出ても社員それぞれが対応できるような取組を進めております。 これらの取組が評価され、今回の認定に至ったことは大きな喜びになっております。 今後も社員一同一層の努力を重ね、皆様に信頼される企業であり続けるよう努めてまいります。 引き続き御支援御愛顧のほどよろしくお願いします。ありがとうございました。 |
【株式会社 高舘組 常務取締役 髙舘脩平 様】(ユースエール認定) | |
弊社は上越市の海沿いにあり、直江津に拠点を構える総合建設会社でございます。今年で97年を迎え、学校施設や公共福祉施設、道路や橋梁のインフラの整備補修を行っております。これは災害から街や暮らしを守ることであり、我々の大切な役割、使命であると思っております。 しかし、やはり人手不足、担い手不足というところが建設業にもございます。我々建設業のこれからの将来を担っていくのは当然若い人たちですので、その若い人たちに会社としてどのような支援ができるかと考えたことが、ユースエール認定を目指したきっかけでございました。 弊社の具体的な取組について、3つほど紹介をさせていただきます。 1つ目は、エンゲージメントの向上として福利厚生の充実と見直しを行いました。 研修制度の拡充を図りまして、若手社員同士のつながりをより強くするような取組を行ってまいりました。スポーツイベントを社内で時々行っており、今日は今年の営業最終日で、午前中に大掃除をして、午後からは大縄跳び大会が行われております。 また、資格手当の拡充や家賃手当を導入いたしました。資格手当につきましては、これまで以上に拡充したことにより資格を取得する社員が増えました。そして、家賃手当を新たに創設したことで、高校時代から一人暮らしに憧れていたという入社2年目の社員がこの12月に夢が叶ったと話していることも取組のメリットと感じております。 2つ目は安心安全をテーマとしたDX推進で、見える化、情報の共有化、勤怠打刻システム、この3つを軸に考えました。 社員情報の見える化を行うことにより、資格手当や家賃手当などの拡充した制度がより見えるようになり、さらに使われる制度となるよう工夫をしてまいりました。 業務データの共有も行っております。それぞれの現場が大変離れており、一緒に仕事をする機会がなかなか無いメンバーがいるという建設業特有の状況がございます。そのため離れたところにいてもお互いに業務を助け合うことができる環境を作るために、業務データの共有を進め、“緩くつながる”ことが一つのポイントになっております。 勤怠打刻システムは、ユースエール認定の認定条件にも繋がっています。時間外労働の削減や有給休暇の取得、特別休暇や慶弔休暇などが分かりやすくなりました。そして有給休暇の申請がしやすくなり、取得率が高くなったという側面もありました。 3つ目は育児休業でございます。これは制度自体が非常に難しいものですので、丁寧な説明に加え、会社としても社員が分かりやすいように工夫を凝らしてまいりました。 社員一人一人ももちろんですが、子どもは会社としても授かりものだと思っております。そのため会社として何ができるかといろいろと考えた結果、チャレンジングな取組として、育児休業で休む社員に変わる新たな社員1名の採用を行いました。その後仕事が重複してしまうのではないか、新たに採用した方がスムーズに仕事を引き継げるのかという不安もありましたが、現在も、会社の基幹システムを担う重要なポジションとして活躍していただいており、復帰した社員は今まで以上に前向きに仕事に取り組んでおります。 このユースエール認定は若者の応援がテーマでありますが、取り組んでみた結果、全世代あらゆる人たちが働きやすい環境を作る、そのための取組だということに気付けたことが一つの大きな収穫でした。 これからも建設業界を守る、大切な役割を担う産業として、我々もそれを牽引できるリーディングカンパニーの一員となれるように引き続き頑張ってまいりたいと思います。さらなる御指導御便達のほど、皆様からよろしくお願い申し上げたいと思います。本日はどうもありがとうございました。 |
【株式会社 廣瀬 代表取締役 廣瀬徳男 様】(ユースエール認定) | |
弊社は昭和29年に創業いたしまして、昨年70周年を迎え、新潟の発展とともに歩んでまいりました。信用第一を社是に掲げ、地域社会の発展に寄与し、地域の方々から必要とされる会社を目指して事業を続けております。バブル景気の崩壊、リーマンショック等の経済の大きな落ち込みがあっても、雇用を守り、世代をつなぐため、毎年新卒社員を採用し続けております。 建設業は請負業であります。まず、発注を受けなくてはならない業種です。工期に関しても、発注者の意向から厳しい工期で完工しないといけない場合もございます。そのため残業・休日出勤も多くありました。ここ数年、残業規制の対応及びこのユースエール認定の取得という目標を立てまして、業務の効率化を図るため、社員一丸となってIT化を進めてまいりました。それにより、時間外労働の削減ができ、通産省からのDX認定も取得することができました。 これからもDX化、IT化を加速させ、生産性を上げながら時間外労働時間の削減に取り組み、若い社員だけでなく社員全員が生き生きと働ける会社にしたいと思っております。 最後になりますが、本日このような機会を設けていただき、新潟労働局長様、並びに関係の方々に御礼申し上げる次第でございます。また、この申請にあたりまして、事前に相談の御対応や御指導をいただきましたハローワークの職員の方々に御礼を申し上げます。 本日は認定いただきまして、大変ありがとうございました。 |
【株式会社 国井組 代表取締役 国井元樹 様】(ユースエール認定) | |
弊社は、阿賀野市にある建設会社で、約50年前に創業した会社です。地元阿賀野市のインフラ整備など一般的な建設業の仕事も行っており、最近は災害豪雨や地震などの災害の対応のため、新潟に限らず山形の豪雨災害の復旧や、石川県の地震の復旧、その後の大雨の災害復旧にも従事しています。 災害の仕事といいますと、現場では早急対応し、長時間休みなしに復旧しなければいけないことが多いのですが、働く従業員、現場で働く人たちの良くない労働環境の自己犠牲の美談の上に、復興があってはならないと以前から思っておりました。現場としてはもちろん業務を止められないのですが、日頃からクロストレーニングの実施や余裕のあるシフトを組むことにより、災害の逼迫した現場であっても、休みが取りやすいように取り組んでまいりました。 そんな中、ハローワーク新発田様よりユースエール認定制度を紹介いただき、認定させていただくことができました。 これからも社員のバークライフバランスと安心して働き続けられる企業利益の確保、両方を実現していくために一生懸命やってまいりたいと思います。これからも御指導御便達よろしくお願いいたします。 最後になりますが、このような光栄な認定いただきまして、新潟労働局様並び、関係者の皆様に御礼申し上げます。どうもありがとうございました。 |