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フォトレポート
令和6年6月28日(金)
研冷工業 株式会社、株式会社 ITスクエア、近藤與助工業 株式会社の「ユースエール認定通知書」、株式会社 豊寿園の「もにす認定通知書」について、合同の交付式を開催しました。
研冷工業 株式会社、株式会社 ITスクエア、近藤與助工業 株式会社の「ユースエール認定通知書」、株式会社 豊寿園の「もにす認定通知書」について、合同の交付式を開催しました。詳しいお取組みについては、プレスリリースをご覧ください。
左から 近藤與助工業 株式会社 代表取締役社長 金子 拓郎 様 研冷工業 株式会社 代表取締役 酒井 巳喜雄 様 千葉新潟労働局長 株式会社 ITスクエア 代表取締役社長 伴内 富士男 様 株式会社 豊寿園 専務取締役 剱持 香 様 |
【研冷工業 株式会社 代表取締役 酒井 巳喜雄 様】(ユースエール認定) |
弊社は建設業のうちの空調、給排水工事業を行っております。建設業は御多分に漏れず、なかなか新卒社員が集まらないという中で、弊社は高校生を対象としたインターンシップ、会社見学などを実施し、積極的にキャリア教育を推進しており、また、ユースエール認定を目指している残業が少ない会社であるということを学校から認識いただいたおかげか、求人を募集している年は、ほぼ応募していただいているという状況です。また、弊社は昨年50周年記念式典を行いましたが、その際に第2の創業にしようと無記名の社員アンケートを実施しました。私としては、有給休暇の取得、残業削減を進めているつもりでしたが、アンケートの結果を見ると、一部の方から土日祝日の出勤があって休暇を取りにくいという回答がありました。そういう中で社内の経営管理部と共に休みを取りやすくする方法の検討や建設業の現場作業と事務処理を分離するビジネスサポート部を独自創設し、ユースエール認定に向けて、残業が多い社員の残業削減、継続的で安定的な残業削減を目指してまいりました。この度の認定を励みに、そして維持を目標に引き続き取り組んで参りたいと思いますので、是非とも皆様のアドバイスをお願いいたします。ありがとうございました。
【株式会社 ITスクエア 代表取締役社長 伴内 富士男 様】(ユースエール認定) |
この度はユースエール認定をいただきまして誠にありがとうございます。また申請にあたり、ハローワークの皆様から大変丁寧な御説明、御対応をいただきました。重ねて御礼申し上げます。当社はBSNメディアホールディングスのグループ企業で創立から今年で25周年を迎えます。主たる業務はIT導入コンサルティング、情報セキュリティ、市場調査を主たる事業としており、パート社員等を含め約30名の会社です。以前から、時間外労働の抑制や年次有給休暇の取得推進、職場の環境整備や福利厚生については従業員の満足度向上を目指して取り組んで参りました。今回の認定を受け、今までの取組を評価いただいたものと大変喜んでおります。これからも特に若い社員が働きやすい環境づくりを目指していきたいと思います。今回、認定をいただきましたが、これで終わりということではなく、継続して取り組んでいきたいと思います。本日は誠にありがとうございました。
【近藤與助工業 株式会社 代表取締役社長 金子 拓郎 様】(ユースエール認定) |
この度はユースエール認定を賜りましてありがとうございます。会社をより良くしようという取組の中の一つの成果として大変嬉しく思っております。若者に限っての話しではありませんが、会社としての制度や確認だけではなかなかうまく機能しないところがあります。やはり関わる社員全員が理解と協力することが不可欠だと思っており、今回認定をいただいたことで社員の意識を深めることができると思っております。弊社としては社外へのPRはもちろんですが、認定いただいたことをもって社内へのPR・啓発というところも活動を進めていきたいと思っております。本日はありがとうございます。
【株式会社 豊寿園 専務取締役 剱持 香 様】(もにす認定) |
この度は、もにす認定をいただきまして、どうもありがとうございます。私たちは、平成17年にデイサービスセンター花はなを開所して以来、秋葉区に3カ所、施設を運営しております。職員みんなで明るく元気な接遇を徹底してまいりましたので、地域の皆様方からはどちらの施設も「花はな」や「花ちゃん」と呼ばれております。従業員は、10代から70代までいろんな世代の方が活躍しております。障害者雇用のほかに、高齢者雇用や外国人雇用にも力を入れております。介護施設の主な仕事といえば介護、看護ですが、その他にも送迎や清掃などたくさんの仕事があります。その業務を細分化すれば、どんな人材でも活躍できる仕事だと思っております。しかし、初めからそのように思っていたわけではありません。介護職員は介護業務や送迎などすべての業務をできて当たり前というような介護業界の風習がありましたので、障害者雇用をするとは思っていませんでした。しかし、すぐに転機が訪れました。平成19年頃に厨房の職員から知的障害者である自分の息子を雇い入れてほしいと懇願され、雇い入れを行いました。入社後さまざまなトラブルがあり、最後は大きなトラブルを契機として退職することとなってしまいました。そのような経験があり、ハローワークさんや障害者施設から障害者雇用に取り組んでみないかということで、実習を含めると約30名の雇い入れを行いました。現在では10名ほどの職員が介護職や清掃・介護補助として働いております。中には介護福祉士を持っている者もおります。障害者雇用を積極的にすることで、多様な人材がそれぞれの能力を遺憾なく発揮できることがメリットだと思っております。これからも障害者雇用を進めるために、働きやすい職場となるよう雇用改善を進めて頑張っていきたいと思おります。本日はどうもありがとうございました。