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令和6年3月22日(金)

株式会社大光銀行、株式会社きものブレイン、株式会社J-COLORの「えるぼし認定通知書交付式」を、株式会社東陽理化学研究所の「くるみん認定通知書交付式」を、社会福祉法人紫雲寺加治川福祉会、株式会社齋鐵、吉田金属工業株式会社、新潟トーヨー株式会社の「ユースエール認定通知書交付式」を開催しました。

 株式会社大光銀行、株式会社きものブレイン、株式会社J-COLORの「えるぼし認定通知書交付式」を、株式会社東陽理化学研究所の「くるみん認定通知書交付式」を、社会福祉法人紫雲寺加治川福祉会、株式会社齋鐵、吉田金属工業株式会社、新潟トーヨー株式会社の「ユースエール認定通知書交付式」を開催しました。詳しいお取組みについては、プレスリリースをご覧ください。
 

 
       前列左から
        株式会社 J-COLOR 代表取締役 吉川 剛 様
        株式会社 大光銀行 取締役頭取 石田 幸雄 様
        西岡新潟労働局長
        株式会社 きものブレイン 専務取締役 松田 章奈 様
        株式会社 東陽理化学研究所 代表取締役社長 宮﨑 大晴 様
       後列左から
        吉田金属工業 株式会社 専務取締役 高野 裕之 様
        社会福祉法人 紫雲寺加治川福祉会 理事・施設長 髙橋 定男 様
        株式会社 齋鐵 専務取締役 加藤 雄一郎 様
        新潟トーヨー 株式会社 取締役専務執行役員営業本部長 小泉 功 様      
 

 
 
        【株式会社 大光銀行 取締役頭取 石田 幸雄 様】

  当行は、令和2年8月にプラチナくるみん認定をいただきましたし、昨年11月には「はたプラ」という、長岡市でやっている「ながおか働き方プラス応援プロジェクト」の中で、プラチナ賞を受賞する等、かねてから働きやすい職場作りや女性活躍推進について、全社を挙げて取り組んできたところですが、このえるぼしについては、女性の採用比率の関係でなかなか認定が取れませんでした。なんとか認定を取ろうということで、残業時間の縮減ですとか、子育て両立支援、あるいはパートから正社員への転換等といった取組を進めてきまして、今回そういった基準もクリアして認定いただくことができました。女性の活躍推進や働きやすい職場作りは、生産性の向上や企業の発展に繋がってまいりますので、今後とも全行挙げて取組を強化しまして、できればプラチナえるぼしの認定に向かって取り組んでまいりたいと思います。ご支援の程よろしくお願いします。


 
 
        【株式会社 きものブレイン 専務取締役 松田 章奈 様】

  当社は、昔から着物業界は女性の担い手が非常に多かったというところから、女性社員の割合が大体7割超えという形で長年来ておりまして、女性の管理職への登用も随分前から進んでいた中で、今回、育休復帰後の短時間勤務制度やさまざまな研修への取組、また、女性が働きやすい職場というところで、多能工作り、要はその社員が、子どもさんの熱が出た等で急に欠席したとしても周りの人が賄えるような取組も推進してきました。今回このようにえるぼし認定を受けたことを非常に嬉しく思っておりますし、これからも管理職の登用を含め、女性の活躍ができるような職場環境の推進に努めてまいりたいと思います。



 

 
        【株式会社 J-COLOR 代表取締役 吉川 剛 様】


  実を言うと美容界というのはとても遅れている業界で、全国的に見ても、形式上は雇用や福利厚生を整えているところはあったとしても、それを実際に実行しているところがまだまだ少ない状況です。そういう中で、定着率を高めることや、女性が一生安心して働ける職場作りというのは、創業前、自分が一雇われ店長の時から取り組んできたことでもあり、その延長の中で、コツコツとやってきたことが形にできたということを嬉しく思います。まだまだ発展途上ということで、いずれは美容院は男性だけでなく、ほとんどが女性でもやれるという形が地方の場合は理想的だと自分は思っていますので、それを実現できるようにこれから取り組んでいきたいと思っていますし、全国で美容院が25万件ある中で、後にも先にも、新潟のこんな田舎の長岡で唯一やっている会社ではありますが、スタッフがそれを本当に自信を持って働いていけるよう取り組んでいきますので、これからもよろしくお願いします。



 

 
        【株式会社 東陽理化学研究所 代表取締役社長 宮﨑 大晴 様】


  2023年度は、子育て支援ということで、男性の育休取得率100%を達成することができました。総務人事を主体に、従業員会を含めて進めてきた内容が大きく3つありますが、1つ目が「取りやすい雰囲気」です。特に、課長さんや部長さんが、取って当たり前、取って支援するのが普通の状況だよ、という雰囲気作りの講習等を重ねてきました。2つ目は、1人が抜けた時の「多能工化」。これはコロナ禍で残業削減というところで取り組んだ内容がベースになって活きた内容かと思います。そして、3つ目が、従業員会の方からいろんな要望が出てきた中で、育休だけではなく、通常の状態でも付加年休ということで「5日間子育ての年休取得」という仕組みを作りました。また一方、少子高齢化ということで、子育てに加えてやはり介護の需要も非常に高まっているということで、介護に対する支援も今年度から取組を始めていきたいと思っています。先日女性のチームリーダーの方から、ユースエールを取って、くるみんを取って、次はえるぼしを取っていきたいという話がありましたので、また行政の力強い支援よろしくお願いします。

 


 

 
        【社会福祉法人 紫雲寺加治川福祉会 理事・施設長 髙橋 定男 様】


  最近は労働人口が減少していることもあり、職員の確保が難しくなってきました。そんな中で職員が安心して働くことができるよう、この10年間の間で様々なことに取り組んでまいりました。1つ目は、職員が気兼ねなく計画的な休暇が取れるように、職員を増員してゆとりを持って働けるようにすることと、誰かが休んだときに他の職員が代わりできる状況を常に作っておくため、日頃から複数の仕事をこなせるよう業務の分担をしておくことに取り組んできました。そういった取り組みから有給休暇の取得率は80%を超えるところまで来ましたし、残業も減ってきました。2つ目は、職員が子育てや親の介護をしながらでも無理なく仕事ができるように続けられるように、家庭との両立難しい早朝の仕事や夜間の仕事を外すという形で働きやすい時間のみ従事していただくという働く時間を選べるということも取り組んでまいりました。3つ目は、職員のキャリアアップを支援するために、資格の取得にかかる費用を法人でほぼ全額負担をするという制度を取り入れて、これまで多くの職員が介護福祉の資格を取得して、今も活躍してくれております。これらの取り組みがこの度の認定につながって、大変嬉しく思います。これからもできることを精一杯やってまいりたいと思っているところです。本日はありがとうございました。



 

 
        【株式会社 齋鐵 加藤 雄一郎 様】


  私ども三条市に会社がありますので、地元の株式会社コロナさんに部品を供給する仕事を始めて65年という会社でございます。B to Bの企業対企業の中で仕事をしているため、若者の採用という面につきましては少しハンデになっているかなというのは感じておりましたが、今回、ハローワーク三条からユースエールの認定を受けられるのではないか、と色々アドバイスをいただき、今回の申請を進めてまいりました。毎年、三条・燕地区は地場産業センターで行われる高校生向けの合同説明会が80社ぐらいの枠のところに百数十社希望があるため、なかなかそこ参加するのが大変でしたが、ユースエールの認定企業には、優先して席がいただけるという話もお聞きしました。そういったところを有効に活用して、さらに若者の採用・育成につなげていきたいと考えております。この度はどうもありがとうございました。


 

 
        【吉田金属工業 株式会社 専務取締役 高野 裕之 様】


  私どもの会社は、燕市で「グローバル」というブランドの包丁を作っており、いわゆる職人の会社です。これまで新卒を採用していたこともありますが、長らくハローワークを通じた中途の採用が中心で、どちらかというと労働力を確保するという形の採用活動が長年続いておりました。2018年あたりからは、ブランドの価値を伝えていくには、若い方、そして長く働ける人が必要だということで、新卒の採用活動に力を入れるようになりました。当初は新卒の採用の仕方もよくわからず、行政のセミナー、もしくは民間の採用サイトを活用し、手探りで始めてまいりましたが、おかげさまで、ここ数年は毎年最低1人高卒・大卒の採用ができております。ただ、100人規模の会社ですので、1人あたりの採用の数はそんなに多くありません。今回の認定を受けるにあたっても1人辞めてしまうと離職率に影響が出るため、昨今いろんな方法を会社の中でも講じておりますが、様々な理由で若い方で辞められる方もいらっしゃいます。ただ、今後も会社としては教育や人事・評価制度を整えてオープンにし、なるべく働いている皆さんが誇れる会社にしていきたいと思って活動を続けております。今回の認定を励みにしたいと思いますし、えるぼし・くるみん認定についても、取得できるように引き続き努力をしてまいりたいと思います。本日はどうもありがとうございました。



 

 
        【新潟トーヨー 株式会社 取締役 専務執行役員 営業本部長 小泉 功 様】


  私どもはタイヤの販売会社でありまして、特に春と秋はタイヤ交換の時期で非常に忙しくなります。そんな中で私が若い時分には残業、休日出勤が当たり前で、夜遅くまで仕事をしたり、それが逆に褒められた時代でもありましたが、そのせいもあってか、かつては求人を出しても人が集まらない、離職者も多いということで、特に若者の定着は思うようにいかないことがありました。ここ数年は、時代に合わせて見直しが必要ではないか、ということで特に残業の削減、それから有給休暇の取得に取り組んでおり、最近では有給休暇取得が少ないと、総務部長から、いつまでに取得してください、と連絡があるなど、当たり前に有休が取得できるようになったという背景があります。そんな中で去年の暮れあたりに代表者がユースエール認定制度を耳にし、申請を進めたところ、無事認定いただくことができました。弊社の代表は「人材」の「材」は「財産」の「財」と書いて「人財」だとよく話しをしており、これから将来向けて人口が少なくなっていく中で人材の確保には特に注力していかなければいけないと考えております。また、今後ユースエール制度を少しでも活用できればと期待しております。本日は大変ありがとうございました。

 

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