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令和6年3月1日(金)
株式会社福田組、株式会社近藤組、株式会社植木組、株式会社大建建設、株式会社アイウィルの「えるぼし認定通知書交付式」を、株式会社笠原建設の「くるみん認定通知書交付式」を開催しました。
株式会社福田組、株式会社近藤組、株式会社植木組、株式会社大建建設、株式会社アイウィルの「えるぼし認定通知書交付式」を、株式会社笠原建設の「くるみん認定通知書交付式」を開催しました。詳しいお取組みについては、プレスリリースをご覧ください。
前列左から 株式会社 福田組 代表取締役社長 荒明 正紀 様 西岡新潟労働局長 株式会社 近藤組 代表取締役社長 百武 伸晃 様 後列左から 株式会社 アイウィル 代表取締役 泉田 厚 様 株式会社 植木組 執行役員総務人事部長 松井 範幸 様 株式会社 大建建設 代表取締役 高橋 秀彰 様 株式会社 笠原建設 取締役専務執行役員 笠原 翔太 様 |
【株式会社 福田組 代表取締役社長 荒明 正紀 様】 |
弊社は120年の歴史がありますが、随分前からダイバーシティは経営にとって重要な課題ということで、地道に着実に取り組んできておりました。特に女性の活躍の推進につきましては、その中でも重要な政策ということで、働き方改革と併せて、いろいろな会社のルールや取組みを見直して、この度女性の継続勤務日数や、一般職から総合職にコースを変更することといった女性のキャリアアップの制度を作ってみたり、また、時間単位で有休が取得できることや半日単位で休めるといったことを併せ持って、着実に取り組んできた結果が、基準を満たしたものと捉えているところでございます。
当然ここはゴールではございませんので、これから企業価値を向上するためには、このダイバーシティの推進、特に女性の活躍の促進への取組みは不可欠なものだと思っています。本日のこの認定を励みに、さらにここからスタートを切りたいと思っておりますし、とりわけ女性の管理職を増やしていくといったところは、5年後、10年後に繋がる重要な取組みだと思っていますので、ぜひまた継続して取り組んでまいりたいと思っております。
【株式会社 近藤組 代表取締役社長 百武 伸晃 様】 |
この度、えるぼし認定3段階を頂戴しましたが、新潟というのは女性があまり働けない県だとお伺いしている中で、女性ももっと稼げる場所がたくさんあるといいなと、常日頃思っておりました。うちの会社のホワイト化を進めておりますが、どうやらうちの会社は認定が受けられそうだと社員の方から声が上がったことから、申請し、認定していただきましょうということで、今回この場所に立たせていただいております。
僕たちがえるぼし認定を取ることで、もっと女性が新潟で働きやすくなるような社会になってくれれば、さらに新潟がにぎやかになっていくのではないかなと、そのような効果が期待できるということで、この度、手を挙げさせていただきました。あくまでまだ3段階の認定はプロセスでしかないと思っております。プラチナ認定を目指して、今後も邁進していきたいと思っております。
【株式会社 植木組 執行役員総務人事部長 松井 範幸 様】 |
当社は建設業で、職種柄どうしても技術系の男性施工職が多いです。その中で課題として、女性活躍をどうしたらいいかということについて、我々も常に取り組んでまいりました。課題は、女性の比率を増やしていくこと、それから管理職比率を上げていくこと、これを一つの目標課題としております。今回2段階ということで、それについての課題が残ったのかなと認識しております。
ただ、最近は女性技術者の方も入ってきております。これから意識して、その辺もやっていかなければならないと思っております。ただ、ダイバーシティという観点からいくと、実は独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構新潟支部様より、2020年、2021年度と優秀勤労障害者として2名の社員が、理事長努力賞を授与してございます。いわゆる障害者の方の雇用や、それから働きやすい環境ということに関しては、実は男性の育休取得率が先ほど20数%という中で、弊社は70%台をキープしているということで、最近ではそれが男性社員の中でも、当たり前のような形で組み込まれているのかなと大変嬉しく思っております。従いまして、女性活躍社会の実現に向かう我々の使命はもちろんのこと、多様な方々の雇用活躍を促進して、さらなる働きやすい環境、働きがいのある会社を目指して努力していく所存でございます。
【株式会社 大建建設 代表取締役 高橋 秀彰 様】 |
弊社は土木事業、住宅事業、新築、リフォーム、不動産と建設業を行っております。建設業というと、やはり肉体労働、そして知識労働という非常に制約がある中で、今、ダイバーシティ、SDGs、2024年問題、働き方改革等にいかに対応していくかということが問われています。
弊社の取組みとしては、時間単位での有休取得ですとか、有休消化率を高めるための努力等があります。女性活躍ということで、今回えるぼし認定をいただきましたが、男性・女性問わず、やはりこの会社で働きたいなと思ってもらえるような会社にするにはどうしたらいいのか、人が増えるということはやはり企業においては、一人一人の事情が増えていることになると思います。そういう中では一人一人の事情に可能な限り対応しながら、そして当然ながら社員はもちろんのこと、社員の家族に応援していただける会社を目指していきたいと思っております。具体的な取組みとしては、配偶者の方に誕生日の花束を送ったり、結婚記念日に食事券を送ったり、家族にもこの会社で働いてよかったねと思っていただけるように、そしてまたこの会社で働きたいなと生活者の方に思ってもらえることが、結果的に新潟の雇用に少しでも尽力できることに繋がるのかなと思っております。そういう意味において、これからの事業活動において今回の認定は励みになる認定でした。さらにいい会社を目指して今後とも努力してまいります。
【株式会社 アイウィル 代表取締役 泉田 厚 様】 |
弊社の業種はサービス業ですが、具体的には測量をメインに設計関係をやらせていただいている、土木系の会社でございます。会社を起こして10年目になるまだ若い会社ですが、弊社もこの認定を得るために何かをやってきたというわけではございません。常々考えているのが、仕事をしていきながら家族のこと、女性であればなおさら、結婚して家族があれば家族の負担・しわ寄せが、どうしても女性にいってしまう部分が現状ではないかと考えております。その部分で優秀な人材が離職するようなことが起きないように、時短制を設けることや、正社員化する形で就業規則を改定することなど、活躍できる場をもっともっと設けたいという気持ちで取り組んでおりました。その結果、今回えるぼし認定という立派な認定をいただきまして、本当にありがとうございます。弊社は県の方でもハッピーパートナー、また健康経営、優良法人という形で、いろいろな認定をいただいています。私どもはこれから5年、10年先、もっともっと女性の活躍、女性だけでなく、時代の変化に伴うものに会社として対応していきたいと思っております。
【株式会社 笠原建設 取締役専務執行役員 笠原 翔太 様】 |
弊社は建設会社ですが、もともと歴史的、地域柄、女性の技術者の割合が多く、昨年えるぼし認定をいただくことができました。次にくるみん認定を目指したいなというところで、どうしても男性の育児休業の取得が進まないというのが課題でした。しかし昨年、1名半年ほど男性が育児休業を取ってくれました。1名取ったことで、現在もう1人育児休業を半年取得中です。そういったこともあり、認定をいただくことができたのですが、女性・男性問わず育児休業を取得しやすい職場の環境と、復帰後の働き方の在り方をもっともっと良くしていきたいです。それが当たり前のような環境になっていけば一番望ましいと思っています。
会社は地域のためにも社員のためにも、仕事のやりがいと子育てを両立させるのが使命であると思っておりますので、今後ともより良い職場環境にしていくために、皆様から引き続きご指導いただけたら嬉しいなと思います。