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令和6年1月30日(火)

株式会社加藤組、株式会社巴山組の「ユースエール認定通知書交付式」を、株式会社ツノダの「もにす認定通知書交付式」を開催しました。

 株式会社加藤組、株式会社巴山組の「ユースエール認定通知書交付式」を、株式会社ツノダの「もにす認定通知書交付式」を開催しました。詳しいお取組みについては、プレスリリースをご覧ください。
 

 
      左から
       株式会社 ツノダ 総務部次長 宮崎 薫 様
       西岡新潟労働局長
       株式会社 加藤組 代表取締役社長 加藤 善典 様
       株式会社 巴山組 代表取締役社長 猪俣 茂 様


 
 
      【株式会社 加藤組 代表取締役社長 加藤 善典 様】

 弊社は、今年の4月に高校生の採用が4名、大卒が3名決まっております。おかげさまで、弊社の取り組みが認められ、また、昔から社内で培ってきた風土が良いのか、人材の採用が進んできていると感じております。
 我々、建設業は機械に変えられない、人が仕事をしないといけない部分があるため、採用に力を入れて参りました。特に、コロナ禍でウェブを使った説明会ができるようになり、我々、地方の中小企業にとっては全国どこからでも学生と会えるような環境になったのは、実はプラスに働いたと感じています。
 地域からどんどん人が減っている中で、良い会社が地域にあるかどうか、より高い目標やより良い会社を目指している会社がどれだけあるかというところが、地域の元気につながると思っております。また、実際一緒に働く同僚、先輩が素晴らしい方じゃないと人も離れていくので、せっかく採用を来ていただいた若い方たちがやめないように技術をしっかり身につけていただけるように、楽しい雰囲気作りにも努めて参ります。今回認定いただきどうもありがとうございました。
 

 
      【株式会社 巴山組 代表取締役社長 猪俣 茂 様】

 私どもの会社は東蒲原郡阿賀町といいまして本当に福島県境に近い地域であります。面積でいうと県下の中で8%占める非常に広大な面積を持っている町でありますが、人口でいうと1万人を切るような典型的な過疎高齢化の進んでいる地域であります。
 過疎高齢化ということは、我々、企業にとりまして新卒者を募集しても、地元に残る卒業生は1人、2人程度で、ほとんどが郡外、町外に出るというような状況です。そういう環境にある中どうやって企業として一番大事な人材を確保していくのかが大きな課題でもあります。
 そういう意味で私どもの採用担当は機会を捉えて会社のことを伝え、本当に募集にかけて頑張っているところであります。今の若い方や学生の方の中には、自分自身のやりがい、仕事に対する評価を求めている方も大勢いると感じております。そういう方に、この地域における我々建設業の役割を訴え、自分自身が成長できる環境を会社をあげて作り上げていきたいと思っております。
 今回、ユースエールの認定をいただいたことを多くに方にPRさせてもらい、今後の取り組みの指針として、頑張っていきたいと思います。本日は大変ありがとうございました。

 

 
      【株式会社 ツノダ 総務部次長 宮崎 薫 様】

 当社は、金属加工の町である「燕三条」にて1964年に創業以来、ニッパーやペンチなど作業工具のメーカーとして事業を行っております。国内3工場、タイ王国に自社工場を設け、また、国内外に子会社・関係会社を設立して多角的な運営を行っております。
 当社では、生産性の向上を目的にチーム制やマニュアル化に取り組んでまいりました。その副産物として「様々な人材と働く」という企業風土が造り上げられており、障害のある方、子育てや介護と両立している方、外国籍の方など様々な人たちと働いていくことが当たり前として行われております。雇用している障害者に、「もにす認定」を取得したことをお話ししたところとても喜んでくれましたし、仕事について尋ねたところ「楽しい」「新しいことを覚えられてとても充実した日を送っています」と話してくれました。このようなモチベーションの高い社員がいることで社内に良い循環が生まれ、障害者雇用や他の雇用に関しても良い影響がさらに広まっていくと思います。こういったことからも、他の企業様にも「もにす認定」を取得していただくことをお勧めしたいと思っております。本日はありがとうございました。

 

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