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令和5年8月1日(火)
株式会社 国土の「えるぼし認定通知書交付式」、新潟県信用農業協同組合連合会の「くるみん認定通知書交付式」、株式会社ほしゆうの「もにす認定通知書交付式」を開催しました。
株式会社国土の「えるぼし認定通知書交付式」、新潟県信用農業協同組合連合会の「くるみん認定通知書交付式」、株式会社ほしゆうの「もにす認定通知書交付式」を開催しました。詳しいお取組みについては、プレスリリースをご覧ください。
左から 株式会社ほしゆう 代表取締役 星野光治 様 株式会社国土 管理部長 藤田研彦 様 西岡新潟労働局長 新潟県信用農業協同組合連合会 総務部長 水澤直樹 様 |
【株式会社国土 管理部長 藤田研彦 様】 |
当社は橋をメインとした建設会社として、昨今は高速道路長期リニューアル工事等幅広く橋梁工事に携わらせていただいております。この度、当社が、女性の活躍を推進し働きやすい職場環境の実現に向けて取り組んでいることをご評価いただき、えるぼしの認定をいただきました。行動計画策定当初、当社の労働者数は120名程度で、一般事業主行動計画の策定やその情報公表は義務付けられておりませんでしたが、女性の活躍を推進したい、職場環境を良くしたい、その指標を得るために行動計画を策定いたしました。届出の際に、雇用環境・均等室のご担当者様からえるぼしを目指しましょうとお声がけをいただき、当初非常に厳しいと感じながらも、まずは実態の把握からスタートさせ、行動計画の策定から4年、本日このような栄えある場に立たせていただいております。当社は、社員全員が働きがいを感じながら活躍できる職場環境の実現こそが、企業の持続的成長につながると考えております。これからも多様性を尊重した人材の育成を図ってまいりますとともに、今回の認定を機に、さらに女性が活躍しやすい、全ての社員が活躍しやすい職場環境の推進に努めてまいります。
【新潟県信用農業協同組合連合会 総務部長 水澤直樹 様】 |
この度はくるみんの認定をいただきまして大変ありがとうございました。私共としましては、今回で4回目のくるみん認定となりました。引き続き職員が仕事と子育ての両立ができるよう、働きやすい職場環境づくりに努めてまいりたいと考えております。なお、今年度新たな取組として、行動目標として男性の育児休業取得率の数値目標を具体的に定めまして取り組むことといたしました。これからも社会の大きなテーマであります子育て支援とワークライフバランスの向上を目指しまして、引き続き取り組んでまいりますので、今後もご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
【株式会社ほしゆう 代表取締役 星野光治 様】 |
私共は燕市で印刷紙器、パッケージを製造している120名ほどの会社です。
創業67年ですが、元々、授産施設に箱折りの仕事などを依頼したところから障害者の雇用につながっていると感じております。
私は、「会社」とは「社会」という言葉をひっくり返したものだと思っており、社員にも「障害をもった人たちが世の中には必ずいるんだよ」と伝え、仕事をしてもらっています。これにより、障害者への理解が非常に進んでおり、良いことだと思っております。
40年前からそのように勤めてもらっていますが、支援学校を卒業した人はかなり仕事ができる人だと思っており、そういう人たちを一般企業が雇うことができれば、社会に対して貢献できるのではないかという考えを持っています。
現在、障害をもった社員が7~8名勤めてもらっていますが、私は「三方よし」だと思っています。「社会もよし、企業もよし、本人もよし」という信念を持って、一緒に仕事をしていこうと進んでおります。駅から通える工場のため、少し時間を遅らせたり、早くしたりして電車に乗れるよう時間を考慮しており、ほぼ全員フルタイムで頑張って喜んで仕事をしてもらっています。「現場で自分が一番仕事をしているんだ」と自負を持った障害者の社員もおり、大変力強い限りです。
若い人たちが多く、その人たちが何歳まで障害をもって仕事ができるのかという心配もありますが、これを課題として捉えながら、今後も広く雇用を続けていくことが世の中のためになること、そして、みんなが「こういう世の中」ということを理解できる企業になっていけばと思っております。