フォトレポート

令和5年7月24日(月)

株式会社ヴィクトリー、シゲル工業株式会社の「ユースエール認定企業認定通知書交付式」を開催しました。

 株式会社ヴィクトリー、シゲル工業株式会社の「ユースエール認定企業認定通知書交付式」を開催しました。詳しいお取組みについては、プレスリリースをご覧ください。

 

         左から、株式会社ヴィクトリー 代表取締役 堀内 様
             西岡新潟労働局長
             シゲル工業株式会社 業務担当部長 高橋 様
 

 株式会社ヴィクトリー 代表取締役 堀内 様

 我々は消防設備を取り扱う防災業界に属しております。具体的には、感知器であったり、消火を助ける消火器、スプリンクラー、また、避難を助ける誘導灯など、消防設備の保守点検、点検並びに工事を行っております。
 災害を防ぐと書いて、防災と書きます。我々は防災屋として、安全安心な社会の実現を最大のミッションと位置づけ、日々お仕事をさせていただいております。ただ、近年、全国各地、そして県内でも大型の火災、地震、水害等があり、我々は防災屋として、安全安心を実現する、形を作るという社会的な使命感を強く燃やしているところではございますが、足元を見ますと、数年前には、従業員の幹部、中堅社員の離職、そして従業員の平均年齢の上昇など、短期的にも中長期的にも人員確保、そして人員の採用、定着といった課題を強く認識しております。
 そこで、数年前から、働き方改革を行うため、まずは国が行う若者の雇用・管理に優良な企業を認定するユースエール制度の採用の基準を見てみようというところで、我々はユースエール制度を知りました。
 そして、今回は取得が目的ではなく、安全安心な職場環境をどのように実現するかという一つの基準値として、ユースエール制度の数値を用いながら、社員の皆様と一緒に業務改革、業務の効率化を進めてまいりました。
 特に、我々ヴィクトリーは残業、離職率の基準はある程度クリアしておりましたが、有給の取得に関しては非常に困難なところがございまして、そちらは業務の標準化並びに、属人化している業務の洗い出しを行い、誰もが業務ができる、担当のお客様のところへ行ける、という状況を作りながら、働きやすい環境、休みやすい環境というのを作ってまいりました。
 また幹部を中心に、休んでもいいよ、有給取りなよ、という文化、雰囲気の醸成もこの数年間でしてきたと思います。
 最後になりますが防災設備というものは、一定数のお客様からはお金を生まない、そして最低限でいいと、ネガティブなご意見をいただくケースが多々ございます。我々としては、安全安心な職場環境を作りながら、安全安心な社会の実現、というミッションを全社員が共通して持ちながら、一つ一つ前に進めていきたいなと思っておりますし、ぜひ防災をポジティブに捉えるきっかけとしても、今回のユースエールの制度を活用していきたいなと思っておりますので、まずは社員の満足度を高めながら、そしてお客様の満足度を高めていく、そのような取り組みを今後も社員一同、一生懸命取り組んでいこうと思っております。

 
 シゲル工業株式会社 業務担当部長 高橋 様

 当社は、ステンレス流し台の上台のシンクとカウンターをプレス加工して製造販売しているキッチンの部材供給メーカーでございます。当社の深絞りプレス加工の技術力で開発いたしましたJS15シンクは、上越市のメイドイン上越認証いただき、地域経済の発展に貢献しております。
 当社が今回ユースエール企業の認定に取り組んだきっかけは、ハローワークの高校生の企業説明会に参加させていただくためです。過去3年間、コロナ禍ということもございまして、この4年間は高校生の採用がゼロでした。そこで認定制度を取得して、少しでも企業説明会の参加の優先順位のアップを図ろうということで、まず新潟県のハッピーパートナー企業に登録いたしまして、ワークライフバランスに取り組み、そして、この度、ユースエールの認定条件である、年間の有給取得10日以上の取得、男性の育児休業取得者1名以上等の認定条件を充足いたしましたので、申請をさせていただきました。おかげさまで今年の高校生の企業説明会には、参加させていただきまして誠にありがとうございました。
 今後は若者に休日が多い会社、残業が少ない会社であることを広く知ってもらい、個人の自由な時間を持ちたいという若者にアピールしたいと思います。

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