新潟労働局と新潟県の合同で、株式会社安全給食サービス、長岡タクシー株式会社、社会福祉法人刈谷田福祉会、ちいきてらす株式会社の「えるぼし認定通知書交付式」を開催しました。各社の詳しいお取組みについては、プレスリリースをご覧ください。


上段左から
橋本新潟県副知事
𠮷野新潟労働局長
下段左から
社会福祉法人刈谷田福祉会 特別養護老人ホームいずみ苑 園長 荒木隆 様
株式会社安全給食サービス 代表取締役 青木健児 様
長岡タクシー株式会社 代表取締役 恩田真弓 様
ちいきてらす株式会社 代表取締役 小倉豊彦 様



【株式会社安全給食サービス　代表取締役　青木健児　様】

　当社は長岡市で学校給食の調理業務を請け負っている受託給食業になります。社員のほとんどが女性ですので、女性に活躍してもらわなければなりません。創業23年になりますが、管理職は各施設の責任者と管理するマネージャーで全員女性です。管理職になると会議が増える、書類が増えるといったものを、会議の時間を短くし、回数を減らし、書類を簡易にしたりと、役職を上がっていけるよう制度改正して参りました。各現場を回って声を聴き、変えていった結果が、今回えるぼし認定取得に繋がったと思います。一人一人の働き易さや職場の雰囲気が良くなることで次の採用に繋がると思い取り組んでおります。えるぼし認定取得を励みとし、これからも更に輝ける女性の職場を作って参りたいと思っております。



【長岡タクシー株式会社 代表取締役 恩田真弓 様】

　今年で創業87周年になります。我が社は長岡では一番古いタクシー会社になります。勤続43年の女性の配車員、勤続37年を先頭に女性のドライバー、女性の運行管理者もおり、事務管理部は全員女性です。コロナ禍で、タクシー業界は大変な状況で、夜の繁華街に猫1匹もいない状況でした。その中でも社員の皆さんが、頑張っていきましょうと協力してくれ、その力のおかげで、もっと働き甲斐があり、みんなで頑張っていけるいい会社にしなければならないと思うようになりました。社員たちがやってきたことは間違いではなかったと思えるよう、今回えるぼし認定を申請しました。非常に励みになっております。タクシー業界はまだ男性の職場だと思ってらっしゃる方は多いと思いますが、働き方によって女性も頑張っていける職場、業界だと思っております。実際に、お客様からいい運転手さんだったと喜んでもらえる女性のドライバーも多く、ありがとうと言われることによって社会に必要とされている仕事なんだと喜んでいます。もっと仲間を増やしたいですし、今回えるぼし認定取得を通して理解していただけ、タクシー業界に行ってみようかなと思う人が一人でも増えたら非常にありがたいと思っております。


 

【社会福祉法人刈谷田福祉会いずみ苑 園長 荒木隆 様】

 　当法人は介護施設でありますが、介護施設については当法人だけでなくいずこも人材不足であります。人材を獲得するのに必死です。私どもの法人は長岡市の栃尾地域で31年前からこの事業を進めております。おかげさまで、栃尾地域を始め、旧長岡市、見附市、三条市からのお客様をお預かりしております。広く中越地域で当法人を運営させていただいておりますが、福祉、介護業界は採用を希望する若者が少なく必死な思いで従業員を獲得しているところです。新卒採用職員のみならず、子育てを終了したような人に働いていただけるようお声掛けしているのが現状です。えるぼし認定取得をきっかけに新規学卒者の採用等、新たな方面で職員の獲得をしたいと思っております。



【ちいきてらす株式会社　代表取締役　小倉豊彦　様】
 
　新潟市で障害者の自立支援事業、訪問看護、その他の事業を展開しており、設立は令和元年10月です。雇用や採用が経営の最重要課題といっても過言ではありません。先般、従前60歳までだった就業規則上の定年を撤廃しました。働きたい人はいつまでも働きましょう、フルタイム、8時間勤務でなくても、自分のペースで是非一緒に働きましょうというメッセージを込めて定年年齢を撤廃しました。パート社員の最もベテランの方は71歳になる女性でもう2年以上続けていただいております。このような会社になったおかげで4年足らずの社歴においても、規模を拡大することができ、また今日えるぼし認定をいただくことができたことを併せて考えますと、間違ってなかったと実感を抱いています。今後もより一層、人口減少社会、新しい時代にあった会社像、それから働き方というものを追求して、より多くの賛同を得て仲間を増やし会社を成長させていきたいと思っております。
 

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