フォトレポート

令和4年7月29日(金)

株式会社越後交通鉄工所と株式会社三條機械製作所の「くるみん認定通知書交付式」を開催しました。

 株式会社越後交通鉄工所と株式会社三條機械製作所の「くるみん認定通知書交付式」を開催しました。各社の詳しいお取組みについては、プレスリリースをご覧ください。
 

左から

株式会社三條機械製作所 本社管理本部総務人材課課長 若月崇嗣様

𠮷野新潟労働局長

株式会社越後交通鉄工所 代表取締役 諏訪部達様



株式会社越後交通鉄工所 代表取締役 諏訪部達様
当社は製造業と建設業の2部門に少数の女性社員がいるほかは、男性中心の職場となっています。残業時間や年休取得において個人差があり、社員のモチベーション維持に苦労していました。社員のワークライフバランスの改善の一環として、2019年にくるみん認定を目指すこととしました。
有給休暇の取得促進を周知し、取得率の低い社員には計画的な取得を促すとともに、年休一斉取得推奨日を複数設けた結果、取得率は向上しました。介護・看護休暇を有給とし、時間単位での取得を可能として、期間中の利用者は7名に達し、特に子育て世代の男性社員に活用されています。配偶者が出産した男性社員の育児休業についても、取得率は33%に達しました。今年度から、すべての社員が楽しく活き活きと自分のキャリアアップに向けて成長している姿を目指しまして、新たな経営理念を策定いたしました。「確かな技術で社会から必要とされる会社であり続け、社員に豊かさと幸せを実感させる」というものですが、これに向けて現在、人材育成支援制度の設計をスタートさせたところであります。新たなスタートを切るにあたり、今回のくるみん認定は大変喜ばしく、今後は女性活躍などさらなるワークライフバランスに取り組んでまいりたいと考えております。


株式会社三條機械製作所 本社管理本部総務人材課課長 若月崇嗣様
弊社は創立80周年の節目を迎え、このような年にくるみん認定を受けることができ、光栄に思っております。弊社は三条市に本拠地をおく製造業で、男性が圧倒的に多く、女性は10%に満たない比率になっております。私どもは社員の働き方の多様性を見直していく一環として、くるみん認定を目指して数年来活動してまいりました。計画期間中に一番力を入れたのは、男性の育児休業取得です。80年の歴史をもつことは大変よいこともたくさんありますが、その一方で男性の育児休業に対する固定観念が強くありました。そのため、まず取り組み始めましたのが、「イクボスセミナー」で、管理職を対象にしたセミナーを行い社内の意識を変えていくことに取り組みました。また、一般の社員に対しても制度の周知を行い、取得しやすい雰囲気を作っていくということを何年か続けた結果、徐々に取得する人が増え、期間中に3名、18%が取得することを達成しました。
これはまだまだ経過点にすぎないと思っております。100周年に向けて事業を継続していくために、働きやすさをさらに整備していかなければならないと考えております。女性の在籍率が非常に低いですが、女性の活躍の場を広げていくことが必要になってまいりますので、これからも特に子育て世代の働きやすさを整備してまいりたいと思っております。

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