障害者雇用推進セミナーを開催しました

令和6年11月12日







 11月12日(火)に朱鷺メッセを会場として障害者雇用推進セミナーを開催しました。
 今年度のセミナーは、「障害者雇用の実現はこの一歩から」と題して、初めて障害者雇用に取り組む、また、更に障害者雇用を進めていく上での企業の課題などを考えていく機会と位置づけて開催し、株式会社竹田工務店様(新潟市東区)、株式会社協和製作所様(新潟市江南区)からの雇用事例の発表のほか、新潟障害者職業センター様、新潟市障がい者就業支援センターこあサポート様、新潟県立特別支援学校様、ハローワーク新潟が加わり、Q&A形式で障害者雇用に取り組む上で課題となることが多い「障害者雇用に向けた社内コンセンサスの進め方」「仕事の切り出し(どのような仕事をしてもらえるのか・どのような仕事ができるのか)」「人材の募集」について考える機会を設けました。
 Q&Aの内容を振り返ってみますと、竹田工務店様、協和製作所様、それぞれ障害者雇用に取り組むきっかけは異なり、また、これまでにも様々なご苦労もあったことと思いますが、お話の中にいくつかの障害者雇用を進めていく上での共通のポイントがあったように思います。
「社内理解の促進」では、不安に思う社員もいるかもしれないが障害者雇用のハードルは考えているほど高くないこと、そのことを社員に伝えること・理解をしてもらうこと、これらに加え企業トップの障害者雇用に向けたメッセージの発信が重要であること、「どのような仕事をしてもらえるのか・どのような仕事ができるのか」「人材の募集」では、個々で障害特性も異なるので「職場実習」で相互理解を深めることが効果的、「困っているときは支援機関に相談することができる」「社内での障害者雇用に対する理解も進んで現在は必要な戦力になっている。障害者雇用は人手不足対応のひとつにもなる」ということがポイントであったと感じました。
 ハローワーク、支援機関では、引き続き障害者雇用に向けた支援に取り組んで参りますので、障害者雇用にどのように取り組んでいけば良いのか、どのように課題を解消したら良いのかなどのご相談がございましたら、まずはハローワークにご連絡ください。