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令和元年10月1日

働き方改革「ローム株式会社」へ企業訪問を行いました。

 
日 時  令和元年8月23日(金)14:00~16:00
場 所  ローム株式会社(京都市右京区西院溝崎町21)
  対応者  ローム株式会社
          取締役管理本部長CSR本部長                 山﨑雅彦
          人事部統括課長                          利岡佐光
          人事部人財戦略課課長                      白木応実
          人事部人事企画課人事グループリーダー  工藤康祐
          人事部人事管理課労務グループ             野口悠哉
  訪問者    京都労働局長                                         南保昌孝
          京都上労働基準監督署長                        谷口 誠
          京都西陣公共職業安定所長                    湯浅正規
            専門監督官                                     荒川 修
内 容
・ 京都労働局 南保昌孝局長、京都上署 谷口誠署長、京都西陣安定所 湯浅正規所長他は、令和元年8月23日(金)、右京
 区のローム株式会社を訪問し、山﨑雅彦取締役、利岡統括課長、白木人財戦略課長他と面談して、働き方改革の推進に
 係る要請を行いました。
・ 要請に先立ち、ローム株式会社の会社概要をお聴きした後、工場を見学し、同社の製造工程や、高い技術力に裏打ちされ
 た製品等について説明を受けました。
担当者からの説明
                                       南保局長  谷口署長  湯浅所長

・ 工場見学の後、南保局長より山崎取締役に「働き方改革」に係る要請文を手交し、続いて京都労働局の「働き方改革」に
  係る施策(京都府の現状と問題点、京都局の取組み等)や雇用情勢等の説明を行いました。
要請文の手交
山﨑取締役                   南保局長

南保局長からの説明

 
・ 続いて、白木課長から、「働き方改革」への取り組みとして、
1 長時間労働抑制対策
 働き方改革委員会を設置し、職種ごとの6つの分科会にて生産性向上の実現を目指し様々な視点からの手法を検討している。また、ディーセント
 ワーク専門部会にて、長時間労働の抑制、有給休暇の取得促進を通じて働きやすい職場風土の醸成を図っている。
 その結果として、労働時間の実績は、2014年度~2018年度で、月80時間超過人数が約90%削減、平均超過時間数も20%以上削減している。

2 有給休暇取得促進対策
 会社目標値の設定、社員教育の実施、部門ごとの取得状況見える化、時間単位有休の導入等により、取得率は2014年度~2018年度で30%近く増
 加し、75%を超えている。

3 女性活躍に対する取り組み
 女性管理職候補の増加等を目標として、社長自らによる講話、基幹職向けのキャリアデザイン研修、再入社制度等の導入などを着実に実施し、実
 績を積み上げている。

4 その他
 無期社員への転換などのコース転換制度の実施、メンター制度による相談・アドバイス、相談室による様々な相談対応を行うほか、福利厚生、各種
 イベント等を実施し、社員に生活の安心と充実を支援している。
 との説明を受けました。
白木課長(左)からの説明
 
 
・ その後、業界の現状や労務管理上の問題点、「働き方改革」関連法の推進等について意見交換を行い、企業訪問を終えました。
 
意見交換

           白木課長                   山﨑取締役       岡統括課長


        湯浅所長      南保局長       谷口署長





 
 

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