働き方改革「日本電産株式会社」へ企業訪問を行いました。

日時 令和元年11月18日(月)10:00~11:00

場所 日本電産株式会社(京都市南区久世殿城町338)

対応者 日本電産株式会社
      専務執行役員 最高業務管理責任者        渡邊  剛
      人事部 兼 女性活躍推進室長          平田  智子
      人事企画部企画グループ
          兼 人事部女性活躍推進室課長      大山  直子
訪問者 京都労働局長                    南保  昌孝
    京都下労働基準監督署長               吉岡  宏修
    京都七条公共職業安定所長              武田  賢一
    専門監督官                     荒川  修
内容
 京都労働局 南保昌孝局長他は、令和元年11月18日(月)、南区の日本電産株式会社を訪問し、渡邊剛専務執行役員他と面談して、働き方改革の推進に係る要請を行いました。

要請文の手交

      渡邊専務                   南保局長

  渡邊専務に「働き方改革」に係る要請文を手交し、続いて京都労働局の「働き方改革」に係る施策(京都府の現状と問題点、京都局の取組み等)や雇用情勢等の説明を行いました。

要請文を手に

       渡邊専務(左) と 南保局長(右)

南保局長からの説明

左から 武田所長、南保局長、吉岡署長

 続いて、渡邊専務から、会社概況と「働き方改革」への取組み等について、以下の通り説明を受けました。
 100年後も成長し続ける企業を目指し、生産性向上のための働き方改革・女性活躍推進に取り組んでおり、経営目標達成のための働き方改革として、ハードワークから高効率労働の追求(「労働時間」から「生産性」への転換)及び「生産性2倍の実現」を推進している。
 そのために、「仕組み、体制づくり」として、女性活躍推進室と働き方改革委員会(7つの分化会)の設置、社内会議の効率化、ヒアリング、在宅・時差勤務・時間単位年休、育児休業復帰支援プログラム、配偶者転勤休職制度、IT・システムの導入等を実施、時間管理や教育・啓蒙活動も実施している。
 特に、働き方改革のキーとして、「英語力の向上」と管理職の管理能力の向上」を掲げ、それぞれの目標に向けた研修等を行い、スキルアップによる生産性向上とそれに伴う時間短縮等を図っている。
 女性活躍については、女性活躍推進室を筆頭に先に挙げた制度の活用により、2020年度女性管理職比率の目標達成に向けた啓発等の活動を行っており、2018年にはえるぼし(3つ星)認定を取得している。
 今後とも、グローバル化の中での働き方改革の推進を図っていく。

渡邊専務(右)からの説明

左から 大山課長、平田部長、渡邊専務

 その後、業界の現状や労務管理上の問題点、「働き方改革」関連法の推進等について意見交換を行い、懇談を終えました。 

 懇談後、日本電産(株)本社ビル1階ショールームにおいて、創業時からの歴史と各種製品の説明を受けた後、
本日の企業訪問を終えました。

ショールームを見学する南保局長ほか

左から 武田所長、吉岡署長、南保局長

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