働き方改革「京都機械工具株式会社」へ企業訪問を行いました。

日 時 令和元年10月9日(水)14:00~16:00
 
場 所 京都機械工具株式会社(久世郡久御山町佐山新開地128)
対応者 京都機械工具株式会社
     代表取締役副社長コーポレートサービス本部長          片岡 実
     コーポレートサービス本部人事部部長                     上田秀明
     コーポレートサービス本部
     人事部人事グループマネージャー                       太田理恵
  訪問者 京都労働局労働基準部長                                佐々木英一
        専門監督官                                          荒川 修
 
内 容
・ 京都労働局 佐々木英一労働基準部長他は、令和元年10月9日(水)、久御山町の京都機械工具株式会社を訪問し、片岡実代表取締役副社長他と面談して、働き方改革の推進に係る要請を行いました。
 
要請文の手交

佐々木部長             片岡副社長
 
・冒頭、佐々木部長より片岡副社長に「働き方改革」に係る要請文を手交し、続いて京都労働局の「働き方改革」に係る施策(京都府の現状と問題点、京都局の取組み等)や「しわ寄せ防止」、運送業に係る荷主対策等の説明を行いました。

説明の様子

片岡副社長 上田部長 太田マネージャー      佐々木部長

説明をする佐々木部長

・続いて、上田部長から会社概況と「働き方改革」への総括的な取組みについての説明がありました。
働き方改革の原点として、KTCでは何事も「安全」がベースであること、「安全」が確保されると「快適」となり「能率・効率」が向上するとの考えのもとで「安全」をすべてに優先するとの原理・原則があるとの説明がありました。
また、「働き方改革」についても、単独ではなく、「健康経営」と「働きがいのある職場」の3つのコンセプトを融合させる取り組みを行っており、具体的には、取組み3大テーマとして、

①健康:「健康経営」の推進

②健全:「働き方改革」の推進(制度や枠組みを作っただけの、いわゆる絵に描いた餅にしない取組み)

③HAPPY:「やる気・やりがい・働きがいのある職場(会社)づくり」の実現

により、広義の「働き方改革」としての取組みを行っているとの説明を受けました。
次いで、太田マネージャーより、時間外労働協定の限度時間や特別条項の回数の縮減、管理職の時間外労働の抑制対策、年次有給休暇の取得推奨対策(チャレンジ5(ファイブ)の推進)、女性管理職の推進と男女の育児休業取得推奨対策(時短勤務、時間年休の検討)、正社員転換制度などの具体的な説明があり、成果として時間外労働の縮減や初の男性社員の育児休業取得者が出たことなどが説明されました。
 
上田部長からの説明


太田マネージャー(右)からの説明

 片岡副社長     上田部長       太田マネージャー
 
・その後、「働き方改革」関連法の推進等について意見交換を行い、懇談を終えました。

・懇談後、京都機械工具(株)の工場内を見学。
まず、京都で初の屋上庭園を見学、次いで工場内「みんなの安全ラボ」に赴き、ボール盤等工作機械の実体験コーナーなどの説明を受け、安全に対する意識の高さを印象付けられました。
 
        屋上庭園                    KTCものづくり技術館
    

「みんなの安全ラボ」にて太田マネージャー(右)から説明を受ける佐々木部長

・最後に、「KTCものづくり技術館」に赴き、京都機械工具(株)の製品の説明を受け、技術力の高さに感銘を受けつつ見学を終え、企業訪問を終えました。
 
「KTCものづくり技術館」にて担当者(左)から説明を受ける佐々木部長
 

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