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第3回 兵庫県自動車小売業最低賃金専門部会議事録
日時 | 令和4年9月15日(木) 9時57分~10時43分 | ||
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場所 | 兵庫労働局16階 第3共用会議室 | ||
出席者 | 公益委員 | 梅野委員、庭本委員、三上委員 | |
労働者委員 | 北山委員、日下委員、二宮委員 | ||
使用者委員 | 東委員、今井委員、倉本委員 | ||
事務局 | 木下労働基準部長、田中賃金室長、泉賃金指導官、今村労働基準監督官 | ||
議題 |
(1) 兵庫県自動車小売業最低賃金に係る改正決定の審議等について
(2) その他
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議事録 | 梅野部会長 | 少し早いですけれども、皆さんお揃いですので、ただ今から第3回兵庫県自動車小売業最低賃金専門部会を開会いたします。 本日の会議について、事務局から報告をお願いします。 |
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泉賃金指導官 | 本日は、全員御出席ですので、最低賃金審議会令第6条第6項の規定による定足数を充足しておりますことを御報告いたします。 | ||
梅野部会長 | では、議事に入りたいと思いますけれども、事務局から何かございますか。 | ||
田中賃金室長 | おはようございます。お手元に前回お示しました一部ですが影響率資料がございますのでご覧ください。 他の専門部会の現状の報告をさせていただきます。 本日までに6部会の金額審議すべて1回目を終わっております。 塗料がすでに1,000円ということで答申をいただいております。 それから電子部品についても961円ということで答申いただいております。 その他につきましては、1回目の改正で金額決定には至らず、2回目になっている状況でございます。 以上です。 |
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梅野部会長 | ただ今のご説明で何か確認等ございますでしょうか。 | ||
各委員 | (質問等なし。) | ||
梅野部会長 | 前回8月30日の部会におきまして、全会一致で改正必要性有との決議を行いましたので、本日は改正する金額について、審議をいたします。 今までの審議の中でお話いただいている部分もありますが、ここからは金額審議ということですので、まずは労使から金額審議に当たっての、金額提示及びその理由等をご発言いただき、そこから審議を進めていきたいと思います。 よろしくお願いします。 最初に、労使それぞれ打合せの時間を設けた方がよろしいですか。 |
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各委員 | はい、お願いします。 | ||
梅野部会長 | では、別室にて10分程度で打合せをお願いします。 | ||
(労働者側委員、使用者側委員それぞれ別室での意見調整) |
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梅野部会長 | では、審議再開いたします。 申し出いただいた労働側委員から金額提示とその理由について、お話いただけますか。 |
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北山委員 | 労側の主張をさせていただきます。 まず金額ですが、時間額970円引上げ額40円です。理由としましては、まず第一にここ2年間の地賃の上がり具合、上がり方のペース、地賃はあくまで必要だから上がっているというところを考えていくと、この金額は必要範囲以内だという考えがございます。 また、自動車業界で部品不足で大変ということですが、販売できていないというわけではありません。 これから、10年20年変化、物凄い大きく変化していきますけども、決して衰退ではないです。 大きな変化というところ、自動車の賃金はもっともっと大切になってきます。 その中で地賃がどんどん上がっている中で、あくまでこれからも日本の基幹産業というのは変わりないと思っておりますので、それに見合った引上げ額ということでこの金額となりました。 以上です。 |
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梅野部会長 | それでは、使用者側委員から金額提示とその理由についてお願いします。 | ||
倉本委員 | 使用者側の金額提示をさせていただきます。 改正額961円プラス31円ということでご提案させていただきます。 必要性ありなしで、過去2回の会議の中でも申し上げましたように、自動車業界は今、衰退ではないとおっしゃっていましたが、まさにそのとおりなのですが、自動車業界が衰退するようなことであれば、日本国内の産業構造が変わってきますし、大変なことになると十分わかっておりますが、本当に近い今年、来年等々見ていきますと、やはり自動車業界は非常に厳しいといわれております。 半導体不足によって、なかなか生産も、昨日も自動車メーカーが生産一時ストップしますということもあったと思います。 そういう状況も続いておりますので、この数年非常に厳しいと思います。 それと、EVにも相当の投資が必要だということ、海外の自動車メーカーにもやや遅れているということもありますので、この数年というのは自動車小売業界にとっても非常に厳しいというように思っております。 その中で、地賃の方は32円プラスということなのですが、少しずつ上げていくということについていえば、使用者側ももちろん異を唱えることはありません。 昨年のことも踏まえまして使用者側としましては961円ということでお答えさせていただきたいと思います。 |
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梅野部会長 | 労使双方より金額についての提示とお考えをお聞きしました。 労働者側は40円引上げの970円、使用者側は31円引上げの961円という主張です。 双方の基本的な所をお聞きしました。これから更に詰めていきたいと思います。 最初に申し出いただきまた労働者側の方から公労でお話させていただいて、また労使で順次お話しようと思います。 まず、公労と別室でお話しましょう。 |
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(別室にて公労会議、公使会議) | ||
梅野部会長 | では、再開いたします。 公労、公使でお話させていただきました。 結論は今日の段階では労働者側は970円と最初主張されましたけれども、引上げ額36円の966円まで下りてきて、影響率3.76の一番上の所ですが、そこまで歩み寄れますということでした。 一方、使用者側の方は地賃からの乖離をあまり大きくするのはどうだろうかというところと他産業あるいは他府県の状況も少し見てから慎重に検討したいということで今日の段階では当初の金額である引上げ額31円の961円で動かずということです。 ということで、現在は966円と961円で止まっている。 今日の段階では審議はここまでであるということです。 次回にもう一度改めて金額の審議を進めていくという結論になりました。 次回の日程ですが、事務局から説明いただけますか。 |
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田中賃金室長 | 次回の4回目についての予定ですが9月22日木曜日10時と記入させていただいておりますが、会議室の関係もございまして9時30分でできましたらお願いをしたいということでございます。 9月22日木曜日9時30分にお願いできればと思います。 |
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梅野部会長 | では、次回は9月22日木曜日9時30分からの開催とします。 次回も金額審議となりますので率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれがある場合に該当いたしますので、会議は非公開とします。 本日はこれで終わります。 ありがとうございました。 |
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各委員 | ありがとうございました。 |