木材・木製品等の製造事業者に対する労働災害防止講習会を開催しました

 大田原労働基準監督署では、令和4年7月21日(木)に那須塩原市にある「いきいきふれあいセンター」にて、管内の木材木製品・家具装備品等の製造事業者に対して、同業種における労働災害多発の状況が顕著な状況であることから、今後の労働災害防止対策の徹底などを周知する目的として、林業・木材製造業労働災害防止協会栃木県支部(以下「林災防栃木県支部」と言う)及び同協会の管内分会と連携し、「労働災害防止講習会」を開催しました。
 新型コロナウイルス感染症の第7波により感染者の急増の中でしたが、定員の余裕をもった会場使用や会場内換気、出席者のマスク着用の徹底など、感染症対策の徹底し開催しました。
  講習会においては、監督署より木材・木製品製造業における労働災害の状況や災害事例を説明を行い、災害の現状に応じた製材・木材加工用機械等に係る労働災害防止対策の取組みについて周知しました。さらに、近年は運送業者のドライバーによる荷主構内での荷役作業中の労働災害が多発していることから、荷主側としての荷役作業における労働災害防止への協力についても周知しました。
 また、専門講師として林災防栃木県支部の非常勤講師である労働安全コンサルタント:佐々木隆氏より、テーマ「安全は全てに優先する 危ない機械を安全に使う」と題して、専門的な事項も含めた講話が行われました。
  講習会終了後においては、参加者より『労働災害の多発する時間帯などを教えてほしい』、『効果的なヒヤリハットの進め方を教えてほしい』などの熱心な質問が行われました。
              (大田原労働基準監督署長 挨拶)

               (大田原労働基準監督署 説明)

        (講 師:佐々木労働安全コンサルタントによる講話)

                (講習会参加者の様子)

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