令和5年7月4日、前島根労働局労働衛生指導医の塩飽邦憲氏（塩飽労働衛生コンサルタント事務所　所長）が安全衛生に係る厚生労働大臣功績賞を受賞されたことに伴い、島根労働局長が伝達式を行いました。宮口局長から表彰状を手渡し、長年の労働衛生に関するお取組みに感謝が述べられました。
　塩飽氏は、平成16年8月から令和4年12月まで島根労働局労働衛生指導医として、事業場の労働衛生環境に関する助言・指導にご活躍されたほか、平成27年4月から国立大学法人島根大学名誉教授および島根大学医学部特任教授に就任されるなど、その卓越した知識により労働衛生にかかる指導に寄与し、地域の労働衛生水準に貢献されており、今回の受賞はこうした功績が認められたものです。
  写真左は宮口局長、写真右は塩飽氏   意見交換の様子

　労働安全衛生法では、働く人の安全と健康を確保し、快適な職場環境をつくるため、事業主に労働災害の防止に取り組むよう定めています。この表彰は、事業者団体の役員や学識経験者などで、長年にわたり安全衛生活動の指導的立場にあり、地域、団体または関係事業場の安全衛生水準の向上・発展に多大な貢献をした功労者をたたえるものです。また、災害が起こっていない期間が特に長く、職場のリスクを低減する取組が特に活発に行われているなど、他の模範と認められる優良な事業場や団体なども対象となります。

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