和気労働基準監督署（署長：三見明弘）は、令和3年11月29日に東備地域建設工事関係者連絡会議を開催しました。本会議は、東備地域における建設工事の労働災害防止対策を推進することを目的として、平成26年から毎年開催されているものです。

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　本会議において、発注機関からは、安全衛生に配慮した発注の促進のために実施している適正工期確保のための取組や働き方改革推進のための取組、積極的に安全衛生に取り組む業者に対する評価の促進等について説明がありました。
　また、建設関係団体から、各団体で行っている安全パトロールや安全講習会の開催など労働災害防止ための取組について説明がありました。
 
　和気労働基準監督署管内の建設業における労働災害は、近年、増減を繰り返しており、ほぼ横ばい状態となっています。
　本年発生した労働災害をみてみると、墜落・転落災害が多くを占めているため、特に墜落・転落災害の防止対策が強く求められます。
　また、働き方改革に伴う時間外労働の上限規制について、建設業は適用猶予業種ですが、令和6年4月1日以降は、災害の復旧・復興の事業を除き、上限規制はすべて適用されるため、今のうちから計画的に対応する必要があります。

　発注機関、建設関係団体、労働行政機関が十分連携し、労働災害防止の取組を一層推進することや働き方改革関連法に対応していくことが申し合わされました。
　関係する皆様方には一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

【会議構成員】（順不同）
（発注機関）
岡山県備前県民局東備地域事務所
赤磐市
備前市
和気町
（建設関係団体）
岡山県建設業協会和気支部
赤磐市建設業協会
備前市建設業協会
和気町建設業協会
日生町建設事業協同組合
（労働行政機関）
和気労働基準監督署

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