年末年始を無災害で乗り切ろう! ~令和6年後半、死亡労働災害多発!~

 岡山県では、労働災害によって平成26年から令和5年までの10年間で145名、年平均で約15名の方が亡くなられています(新型コロナウイルスによるもの除く)。

 令和6年においては11月末時点で12名、そして12月に入ってから1名が亡くなられており、12月11日現在の速報値では13名となっています。また、このうち9名が7月以降に亡くなられています。




  令和6年の岡山県内の死亡労働災害の概要(令和6年11月末時点)




年末年始の安全衛生活動に積極的に取り組みましょう!! 

 年末は何かと気忙しいものですが、これが焦りや急ぎに繋がると、人は間違ったり、省略や近道などの行動に走りがちになり、結果、事故・災害のリスクが高まります。作業を行うときには、落ち着いて、ゆとりをもって臨みましょう。
 また年末年始にかけては、中央労働災害防止協会などの労働災害防止団体や業界団体などが無災害運動・強調期間を展開しています。共通的な事項としては、時期は12月から1月にかけ、次の事項に関する取り組みを呼び掛けています。

  ▶経営トップによる安全衛生基本方針の決意表明
  ▶ポスターやのぼりの掲示など、安全衛生意識高揚
  ▶パトロールの実施
  ▶休み明けの作業再開時の安全確認
  ▶大掃除に併せ、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底
  ▶飲食などの生活習慣、感染症対策、安全運転励行などの呼びかけ 等々


【主な団体等の年末年始における運動】

  ▶中央労働災害防止協会「年末年始無災害運動」(リンク)
  ▶建設業労働災害防止協会「建設業年末年始労働災害防止強調期間」(リンク)
  ▶陸上貨物運送事業労働災害防止協会「陸上貨物運送事業年末・年始労働災害防止強調運動」(リンク)
  港湾貨物運送事業労働災害防止協会「年末年始港湾無災害強調期間」(リンク)
 
 令和6年の仕事をキレイに終えて、新しい年を気持ちよく、順調にスタートできるように、労使一体となって全員参加で無災害を目指しましょう。

 
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