林業で労働災害が多発していることから、労災防止説明会を開催しました。

 新見労働基準監督署(署長 山路元博)管内では、令和6年に林業の死亡災害が1件発生し、また、休業4日以上の労働災害数が多発しているところです。

 こうしたことから、令和6年12月3日、※「未来へつなぐ新見の林業会議(事務局:新見市役所 産業部林業振興課)」の林業整備部会の定例会議において、労災防止説明会を開催しました。
 

※ 未来へつなぐ新見の林業会議  
  林業関係者の連携により、新見市における林業の成長産業化を実現することを目的とした組織


 
       挨拶をおこなう山路署長(左)


 新見労働基準監督署の担当者からは、「労働災害の防止」及び「働き方改革の注意点及び各種助成金」について説明を行いました。
 チェーンソーを使った伐木作業前には、立木の樹種、重心、つるがらみや枝がらみの状態、腐食した木の有無、頭上に落下しそうな枯れ枝の有無等を確認し、安全に作業を行いましょう。
また、労働者の危険感受性を高めるため、KYT(危険予知訓練)を行うことも有効です。


 
説明を行う新見署担当者(左:丸山労働基準監督官。右:猪木労働基準監督官)



 年末年始には慌ただしい中での作業や積雪や凍結による転倒災害等の危険が増し、労働災害が増える傾向にありますが、入念に準備、対策をおこない、無災害で令和7年を迎えましょう!
 
【参考】
  ▶林業死亡災害防止リーフレット(PDF:594KB)
  ▶高校生実践KYTマニュアル(PDF:1,184KB)
  ▶令和6年度業務改善助成金のご案内(PDF:1,108KB)


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