高年齢労働者に配慮した職場環境づくりに取り組みましょう!

 高齢化社会、人手不足など言われている中で、知識や経験が豊富な高年齢労働者が活躍する場が広がってきています。
 一方で労働災害の状況をみると、高年齢労働者の災害発生率は高く、また被災した際の負傷の程度は若い方と比べて酷くなる傾向があります。
 労働災害の内容としては、つまづく・滑るなどの転倒災害や、腰痛など動作の反動・無理な動作による災害(これらをまとめて「行動災害」と言います)が年々増加し、また全労働災害に占める割合も増加しています。
 その要因として、労働者自身の筋力、バランス感覚、視力・聴力など身体機能の低下が避けられない中で、それに見合った重量物の取扱いや無理な作業姿勢などの作業方法、照明や騒音、段差の存在などの作業環境が整っていない、また労働者自身の現状の身体能力の未自覚などが考えられます。

 厚生労働省では、高年齢労働者が安全で安心して働けるように、「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」(エイジフレンドリーガイドライン)を策定しています。
 高年齢労働者に優しい職場は、若い方にも優しい職場になり、また増加する行動災害の防止にもつながります。労働災害防止対策、安全衛生管理の一層の推進のため、エイジフレンドリーガイドラインに基づく措置に積極的に取組んでください。

 
            【リーフレットダウンロード


  厚生労働省HP 「高年齢労働者の安全衛生対策について
  厚生労働省HP 「転倒予防・腰痛予防の取組
  厚生労働省HP 「職場における心とからだの健康づくりのための手引き




 

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