新見労働基準監督署（署長　山路元博）は、令和6年11月29日、まなび広場にいみにおいて「ノーリフトケア導入講習会」を開催しました。特別講演には、我が国のノーリフトケアの先駆者である一般社団法人日本ノーリフト協会の保田淳子代表理事をお招きしました。


　　　講演される保田代表理事（右奥）　たくさんの方が参加されました



　保田代表理事からは、「看護や介護に関わる人の腰痛を職業病としてあきらめない」ことの重要性を、ノーリフトケアが浸透しているオーストラリアでの実体験等を交えながら、分かりやすく説明していただきました。
　ノーリフトケアを導入することで、ケアを受ける方、ケアを行う方、そして経営者の方それぞれにメリットがあることを踏まえ、ケアの質の評価や考え方を今一度見つめなおすことも重要です。


　　　実技体験もあり、皆さん真剣に取り組んでいました



　その後、新見署からは働き方改革の推進に向けた各種制度と労働災害防止について説明し、岡山産業保健総合支援センターの田渕副所長から「事業場・労働者への各種支援サービス」のご案内を行いました。


　　説明を行う新見署職員（左：山本監督安衛課長。右：丸山労働基準監督官）


　　支援サービスの案内をされる田渕副所長



　一般参加の方も複数参加され、報道機関も来られるなど、注目度の高い講習会となりました。地域で一丸となってノーリフトケアを推進し、腰痛のない社会を目指しましょう！

　ノーリフト導入講習会は、津山会場（12月13日）でも開催されます。参加を希望される方は津山労働基準監督署又は岡山労働局健康安全課までお問い合わせください。
　▶県内3会場にて「ノーリフト導入講習会」を開催します！（岡山労働局HP）
 

【参考】
　▶腰痛を防ぐ　職場の事例集（PDF：26,513KB）
　▶職場における腰痛予防指針（PDF：1,010KB）
　▶令和6年度業務改善助成金のご案内（PDF：1,108KB）




 

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