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新見労働基準監督署長が化学物質パトロールを実施
労働安全衛生規則等が改正され令和6年4月より、化学物質の自律管理を基軸とする新たな化学物質管理が業種を問わず全面的に施行されることとなりました。
こうした状況から、令和6年10月22日、新見労働基準監督署(署長 山路元博)は、※備北地区プレス災害防止協議会と連携し、公開パトロールを実施しました。
※備北地区プレス災害防止協議会
新見労働基準監督署管内のプレス機械を使用している事業場(10事業場)と岡山県労働基準協会新見支部及び新見労働基準監督署からなる協議会で、主な活動内容は、労働安全衛生法令の最新の改正内容の情報収集、労働災害防止にかかる意見交換、メンバー間の相互パトロールです。
新見労働基準監督署管内のプレス機械を使用している事業場(10事業場)と岡山県労働基準協会新見支部及び新見労働基準監督署からなる協議会で、主な活動内容は、労働安全衛生法令の最新の改正内容の情報収集、労働災害防止にかかる意見交換、メンバー間の相互パトロールです。
〇パトロール対象事業場
松陽産業株式会社 岡山事業所(新見市)
開会にあたり山路署長から挨拶をし、松陽産業株式会社から化学物質の自律的管理状況等に関して説明が行われました。説明では、リスクアセスメントツールとしてCREATE-SIMPLE(クリエイトシンプル)を使用し、リスクアセスメントを行ったときの留意点等の紹介がされました。その後、実際に事業場内を回り、化学物質の取り扱いを含めた安全衛生管理状況についてパトロールをしました。
【参考】
・CREATE-SIMPLEの掲載ページ
・CREATE-SIMPLE ver3.0.3(xlsm: 2,550KB)
・CREATE-SIMPLEのマニュアル(pdf: 2,153KB)
機械油の小分け容器には個別に製品名とGHSラベルの表示タグを取り付け、小分け容器置き場にはGHSラベルの内容等を表示することで、見やすく管理をしていました。(SDSは作業場のPC上で管理)。
構成員からは
「化学物質の自律的管理に関して、他社の取り組み方法を知れて勉強になった」
「整理整頓が行き届いており、労働者が積極的に挨拶をしてくれることから躾の観点でも5S活動の定着が感じられる」
等の講評が出ました。
パトロールの最後には、労働災害を防ぐため好事例等を共有していく方針を確認し、連携を強化していくこととしました。