令和5年岡山県内労働災害件数(確定値)について

 ~労働災害が急増しています~

岡山労働局(局長:森實久美子)は、令和5年(1月~12月)に岡山県内で発生した労働災害(確定値)を取りまとめました。

●令和5年の労働災害(休業4日以上)は2,344件(前年比162件増)となり、平成17年以来19年ぶりに2,300件台となりました。
●増加した原因としては、
 ・コロナの第五類への移行による経済活動の回復
 ・業種横断的に続く人手不足
 ・労働者の高年齢化
等複合的な要因があると考えられます。




●業種別でみますと、製造業及び建設業では減少している一方、保健衛生業及び運輸交通業(特に道路貨物運送業)において増加している傾向があるため、業種別の労働災害防止対策の実施が求められます。





●事故の型別でみますと、「転倒」と「動作の反動・無理な動作」のいわゆる『行動災害』が約半数近くを占めるなど近年著しく増加しており、これは岡山県のみならず全国的に同様の傾向がみられます。
 これらの災害は、年齢的に体力が衰えてきた中高年労働者に多く、転倒災害をみますと、50~70台の女性の発生率が非常に高くなっています。








●周知リーフレット

 
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