死亡交通労働災害が過去10年で最多更新! ~業界団体に交通労働災害防止対策の徹底を要請~

 令和5年の交通労働災害(就業時間中に発生した交通事故)による死亡災害は10月末時点での速報値で8件発生しています。これは過去10年間でみると既に最多となっており、非常に危惧される状況です。
 


8件の死亡交通労働災害をみますと、
  ➤業種別:道路貨物運送業6件、製造業1件、建設業1件
  ➤起因物:トラック6件、フォークリフト1件、乗用車1件
  ➤被災者の年齢:20代1名、30代2名、40代3名、60代1名、70代1名
  ➤交通事故発生時の被災者の状況 
    運転手が亡くなったケース:5名
    助手席に乗車していた方が亡くなったケース:2名
    自動車に激突されたケース:1名
となっています。


  このような状況を踏まえ、運送業界の繁忙期となる年末を迎えるにあたり、岡山労働局は業界団体である岡山県トラック協会及び陸上貨物運送事業労働災害防止協会岡山県支部に対し、交通労働災害防止対策の徹底を図るよう文書要請を行いました。


岡山県トラック協会専務理事(左)に要請書を手渡す岡山労働局健康安全課長(右)

 
 また運送業以外の事業場においても、自らの労働者を配送等運転業務に就かせている場合には、下のパンフレットを参考に、「交通労働災害防止のためのガイドライン」(裏面)に基づく取組みを進め、運転を行う労働者は安全運転を心がけましょう。

 
           【パンフレットダウンロード




 

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