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第10回 建設工事関係者連絡会議を開催しました
令和5年6月22日に岡山第2合同庁舎2階会議室において、第10回 建設工事関係者連絡会議を開催しました。
◎建設工事関係者連絡会議とは
建設業における労働災害防止に関して、国の機関、岡山県の公共工事発注機関、建設関係団体等と岡山労働局との連携を強化し、情報交換をすることが建設工事に従事する労働者の安全衛生の確保及び労働災害防止対策を推進する上で有意義であることから、平成26年8月7日に設置したものです。
◎岡山労働局の連絡会議構成員
・国土交通省の公共工事担当部署
・中国四国農政局の公共工事担当部署
・岡山県の公共工事担当部署
・一般社団法人岡山県建設業協会
・建設業労働災害防止協会岡山県支部
・岡山労働局労働基準部(事務局)
建設工事関係者連絡会議の様子
開会にあたり、工藤労働基準部長から、
「今年で96回を迎える全国安全週間のスローガンは『高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場』です。建設業の労働災害発生状況については、令和5年5月末時点で、皆様方のおかげで7.4パーセントの減少となっております。一方で、事故の型別で分析しますと、転倒や腰痛等のいわゆる『行動災害』が横ばいとなっており、重篤な災害につながる恐れのある『足場等からの墜落・転落』については、13.8パーセントの減少となっています。労働災害の傾向としては、行動災害の発生が業種を問わず一定程度の割合を占めるなど、人手不足と労働者の高齢化を背景に変わりつつあると感じております。本日は『建設工事従事者の安全及び健康の確保の推進に関する法律』に基づく岡山県計画の対応を含め、皆様方にとって本会議を情報共有、あるいは意見交換の場として有意義なものとしていただきたいと思います。」
とご挨拶申し上げました。
開会挨拶を行う工藤労働基準部長
その後、岸本健康安全課長から
「労働災害発生状況について」
森岡監察監督官から
「建設業に対する監督指導の状況について」
堀内産業安全専門官から
「岡山労働局における取組について」
それぞれ説明を行いました。
労働災害発生状況について説明を行う岸本健康安全課長
建設業に対する監督指導の状況について説明を行う森岡監察監督官
岡山労働局における取組について説明を行う堀内産業安全専門官
◎協議事項
・安全衛生に配慮した発注の促進について
・発注時における施工者の安全衛生の取組評価の促進について
・発注者の安全衛生活動の促進、建設業関係団体の安全衛生活動や労働災害
防止活動等(転倒災害、高年齢労働者の労働災害防止対策を含む)について
・建設工事従事者の安全及び健康の確保の推進に関する法律及び岡山県計画の推進状況について
・ICT活用工事の実施促進について