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令和3年 「全員でゼロ災に全集中キャンペーン」について【笠岡労働基準監督署】
令和2年は新型コロナウイルス感染症の影響で多くの事業者が業務量減・生産量減・稼働率減という非常に厳しい状況でありました。同じく経済活動が停滞したリーマンショックの時は労働災害が大きく減少しましたが、令和2年に関しては、令和3年1月15日現在、休業4日以上の労働災害が188件発生しており、前年比で41件増加、過去20年で最も災害件数が多くなり、更に平成9年以来の200件台に迫ろうとしている状況です。(※令和2年の労働災害件数の確定数値は令和3年4月中旬頃に発表されます)
そのうち死亡災害は2人となっており、それ以外にも命を失ってもおかしくないような重篤な災害や、重い障害の残る災害も多発しているところです。
こうしたことから笠岡労働基準監督署は、全ての事業者及び労働者が常に安全を意識し、絶対に労働災害を発生させないという強い気持ちを持っていただくために「全員でゼロ災に全集中キャンペーン」(略して「3Zキャンペーン」)を令和3年2月1日から同年12月31日まで取り組んでいくことにしました。
新型コロナウイルス感染症の影響は計り知れないものですが、どのような困難な状況下であっても労働者の命及び健康は必ず守られなくてはなりません。
危険は常に潜んでいます。
災害はいつ起きてもおかしくありません。
全員で危険の芽を摘み取り、ゼロ災の達成のためキャンペーンを推進していきます。
パンフレット(pdf)
【この記事のお問い合わせ先】 岡山労働局労働基準部健康安全課 086-225-2013