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岡山労働局長の建設工事安全パトロールを開催しました
岡山労働局(局長 千葉登志雄)及び各労働基準監督署は、第92回(令和元年度)全国安全週間(令和元年7月1日~7日)の実施に先立ち、全国安全週間準備期間中の6月20日(木)に、建設工事安全パトロールを開催しました。(当日、県内では15現場の安全パトロールを行いました。)
(*)建設工事安全パトロールの概要等
・施工業者 戸田・アートコーポレーション・栄光テクノ特定建設工事共同企業体
・工事名称 半田山線シールドトンネル築造工事
・施工場所 岡山市北区駅元町
・工事概要 シールドトンネル工2146m(A路線)、1404m(B路線)両方向発進立坑1基、到達立坑2基、中間分岐立坑3基
・パトロール員 岡山労働局、岡山労働基準監督署、労働安全コンサルタント、建設業労働災害防止協会岡山県支部安全指導者
安全パトロールの冒頭、岡山労働局長の挨拶を行いました。
*挨拶の主な内容
①建設業の労働災害は昨年同期(5月末)と比べ、約29%労働災害が増加しています。
②墜落・転落災害が40%を超え、次いで飛来・落下、転倒災害が多く発生しています。
③安全パトロールの主旨:今一度基本に立ち返り、安全点検の日を設定して作業手順を見直す、リスクアセスメントを実施してより安全な職場の実現を図るなどの、目に見える安全対策を進めていただくこと。また、働き方改革を進めるうえでは、労働時間の管理や、より快適な作業環境の確立は不可欠であり、日々現場の状況を把握することが重要です。
④第92回 全国安全週間のスローガン「新たな時代にPDCA みんなで築こう ゼロ災職場」、安全な職場の実現のためには、常にプランを立て、それに沿って行動し、その問題点を確認し、新たな活動に結び付けることを繰り返すことで、より良い環境を作り出すことができます。
その後、施工業者からの工事概要の説明の後、安全パトロールを行いました。
この工事は、水(上水道)を送るための配水管の老朽化に伴う更新工事で、φ1000mmの排水管を布設するため、シールドトンネルを築造する工事です。
安全パトロールでは、墜落・転落、飛来・落下災害防止対策、転倒災害防止対策、建設機械・クレーン等による災害防止対策、熱中症防止対策などについて、点検を行いました。
安全パトロール後の講評では、災害防止対策に係る良好な点、或いは改善点などについて、パトロール員から発表を行い、今後の災害防止に係る検討を行いました。
この記事のお問い合わせ先
岡山労働局労働基準部健康安全課 086-225-2013