- 岡山労働局 >
- ニュース&トピックス >
- 労働基準監督署のコーナー >
- 【注意】伐木作業中の死亡災害・重篤災害が発生しています 【新見労働基準監督署】
【注意】伐木作業中の死亡災害・重篤災害が発生しています 【新見労働基準監督署】
伐木作業等については、木材伐出業等の林業事業場だけでなく、支障木の撤去等で、建設業、農業、ゴルフ場等の事業場においても行われていますが、労働災害が発生する頻度が高く、災害が発生した場合には被災の程度が重篤になりやすい傾向があります。
新見労働基準監督署管内においても、令和4年に入り、2月に死亡災害(木材伐出業)、3月に重篤災害(土木工事業)が発生しています。ひとたび労働災害が発生すると、労働者の生命がおびやかされることのみならず、労働者の家族や事業場にも多大な不利益を被ることとなります。
労働安全衛生法に基づく危険防止措置を徹底させるとともに、雇入時の安全衛生教育の充実や「チェーンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドライン」等による安全作業に関する指導、木材伐出機械等に係る労働災害防止に努めてください。
新見労働基準監督署では、林業の他、建設業等の伐木作業を行う可能性がある管内事業場に対して、労働災害防止について再確認をお願いする文書と併せて、災害事例や災害防止のポイント等をまとめたリーフレットを送付して注意喚起を行いました。
皆様方の事業場においても、伐木作業に携わる方々が安全に仕事をすることができるよう、労働災害防止に向けた取組の強化をはじめ、安全衛生活動のより一層の活性化を図っていただきますようお願いします。
【新見労働基準監督署独自作成リーフレット】
「伐木作業中の死亡災害・重篤災害が発生しています」(PDF 370KB)
【伐木作業・林業における安全対策等】
安全対策等については下記のWEBサイト等をご参照ください。
〇厚⽣労働省HP
「伐木作業・林業における安全対策」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000207439_00003.html
労働安全衛生法令(伐木作業・林業安全)の改正関連情報、労働安全衛生法令(伐木作業・林業安全)の通達・事務連絡等を掲載しています。
「チェーンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドライン」、「林業の作業現場における緊急連絡体制の整備等のためのガイドライン」等をご確認ください。
【その他の参考事項等】
〇林野庁HP
「森林で働く人たちの安全で快適な職場づくり」
https://www.rinya.maff.go.jp/j/routai/anzen/index.html
チェーンソーの操作技能基本トレーニングテキストがダウンロードできます。
〇林野庁HP
「蜂刺され災害を防ごう」
https://www.rinya.maff.go.jp/j/routai/anzen/yonn.html
夏場の林業作業で留意すべきものに蜂刺されがあります。
刺す蜂の中で怖いのはスズメバチとアシナガバチです。特にスズメバチは攻撃性も強く、刺された場合危険な状態に陥ることもあり、注意が必要です。
〇林野庁HP
「森林内等の作業におけるダニ刺咬予防対策」
https://www.rinya.maff.go.jp/j/routai/anzen/daniyoboutaisaku.html
マダニが媒介する感染症には重症熱性血小板減少症候群(SFTS)・ダニ媒介脳炎・日本紅斑熱・つつが虫病・ライム病などがあります。マダニは全国に分布しており、森林内等で作業を行う場合は注意が必要です。
〇広島県HP
「林業での安全衛生管理に関するお役立ちまとめ」
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/86/ringyo-anzen-yakudachi.html
年間安全衛生計画・作業手順書・作業計画の見本、安全衛生管理チェックシート等が掲載されています。