「死亡災害ゼロ・アンダー2,000みえ推進運動」特設ページ

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三重労働局が推進している「死亡災害ゼロ・アンダー2,000みえ推進運動」をはじめ、労働災害防止について解説したページです。
厚生労働省の政策(全国安全週間等)についても解説しています。

三重県内の労働災害発生状況(速報値)

  • <死亡災害について>
  • 令和3年の労働災害による死亡者数は、前年に比べ2人増加し、20人(うち新型コロナウイルス感染症によるもの3人)となりました。
  • 業種別では、建設業6人(前年比1人減)、道路貨物運送業が5人(前年比2人増:うち新型コロナウイルス感染症2人)、製造業4人(前年比3人増)の順となり、製造業の死亡者が大幅に増加しました。
  • 事故の型別では、挟まれ・巻き込まれ5人(前年比3人増)、交通事故4人(前年比2人減)、墜落・転落3人(前年比4人減)の順となり、挟まれ・巻き込まれによるものが大幅に増加しました。また、2年連続で酸素欠乏症による死亡災害が発生しました。
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  • <死傷災害について>
  • 令和3年の労働災害による休業4日以上の死傷者数(令和3年12月末速報値)は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2,367人(うち新型コロナウイルス感染症によるもの379人)となり、前年に比べ、407人(20.8%)増加しました。
  • 業種別(※新型コロナウイルス感染症を除いて分析)では、製造業489人(前年比54人増)、建設業244人(前年比6人増)、小売業237人(前年比37人減)、道路貨物運送業229人(前年比6人増)、社会福祉施設189人(前年比21人増)であり、製造業、社会福祉施設が大幅に増加しました。
  • 事故の型別では、転倒499人(前年比25人減)、墜落・転落302人(前年比16人減)、無理な動作・動作の反動294人(前年比6人増)、はさまれ・巻き込まれ237人(前年比32人増)であり、特に、製造業のはさまれ・巻き込まれ(133人:前年比34人増)が大幅に増加しました。
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  • <高年齢労働者の災害発生状況>
  • 高年齢労働者の労働災害(※新型コロナウイルス感染症を除いて分析)について、死亡災害6人(死亡者全体の35.3%)、死傷災害539人(死傷者全体の27.1%)であり、前年に比べ、死傷者(全年齢)に占める割合は減少したものの、依然として、高い割合を占めています。また、事故の型別は、転倒、墜落・転落の順で多く発生しています。

死亡災害ゼロ・アンダー2,000みえ推進運動

三重労働局では、死亡災害の撲滅死傷者数2,000人未満を目指し、毎年1月~12月を実施期間とし、労働災害の傾向をもとに重点事項を定め、県内の関係協力団体と連携し、あらゆる機会を通じて、職場における労働災害防止対策の徹底を呼び掛けています。
令和4年における、重点事項は以下のとおりです。

重点事項
◎重点災害
  • 機械災害
  • 「はさまれ・巻き込まれ」
  • 「切れ・こすれ」
  • 墜落・転落災害
  • 交通労働災害
  • 転倒災害
  • 高年齢労働者の労働災害
◎重点業種
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  • 製造業
  • 建設業
  • 道路貨物運送業
  • 小売業
  • 社会福祉施設
  •  
 関係協力団体  


建設業労働災害防止協会三重県支部、陸上貨物運送事業労働災害防止協会三重県支部、林業・木材製造業労働災害防止協会三重県支部、港湾貨物運送事業労働災害防止協会四日市支部、(一社)三重労働基準協会連合会、(一社)日本ボイラ協会三重支部、(一社)日本クレーン協会三重支部、(公社)建設荷役車両安全技術協会三重県支部、(一社)日本労働安全衛生コンサルタント会三重支部、(独行)三重産業保健総合支援センター、三重県RSTトレーナー会、県下各地区労働基準協会

重点毎の具体的実施事項

機械災害防止対策
  • □安全装置等の有効化
  • □安全作業手順の励行
  • □リスクアセスメント・リスク低減措置

※リスクアセスメントについて⇒職場のあんぜんサイト(厚生労働省HP)

墜落・転落災害防止対策
  • 足場・屋根からの墜落・転落災害防止対策
  • □脚立・はしご・階段からの墜落・転落防止対策
  • □トラックの荷台からの墜落・転落災害防止対策

三重労働局では、毎年7月12月、「墜落防止強調月間」とし集中的な周知啓発を行っています。
チェックリストを活用し、法令に基づいた措置が行われているかチェックしてください。
◎「令和3年度墜落防止強調月間チェックリスト」

交通労働災害防止対策
高年齢労働者の労働災害防止対策
  • 転倒災害防止対策
  • □身体機能を補う設備・装置の導入
  • □身体機能の低下を考慮した作業内容の見直し
  • □健康状況、体力の状況の把握・対応
  • □丁寧な安全衛生教育の実施

厚生労働省では、高年齢労働者が安心して安全に働ける職場環境の実現に向け、事業者や労働者が取り組むべき事項をまとめた、「エイジフレンドリーガイドライン」を策定し推進しています。
◎「エイジフレンドリーガイドライン」【pdfファイル】

業種別対策

【製造業】
(1)機械設備等による、はさまれ・巻き込まれ、切れ・こすれ災害防止対策
(2)転倒災害防止対策
(3)墜落・転倒災害防止対策

【建設業】
(1)墜落・転落災害防止対策

【道路貨物運送業】
(1)交通労働災害防止対策
(2)墜落・転落災害防止対策(トラックの荷台からの転落)

【小売業・社会福祉施設】
(1)転倒災害防止対策
(2)交通労働災害防止対策
 ◎(参考)「働く人に安全で安心な店舗・施設づくり推進運動【pdfファイル】
 ⇒安全で安心な店舗・施設づくり推進運動ポータルサイト(外部リンク)
 

全国安全週間について

厚生労働省では、毎年7月1日から1週間を「全国安全週間」とし、労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的として、スローガンと実施要綱を策定し、労働安全に関する講習会の開催など、さまざまな取組を全国的に行っています。
三重労働局においても、県内関係協力団体への要請や現場のパトロールなど様々な取組を行っています。

  令和4年度全国安全週間スローガン
 「安全は 急がず焦らず怠らず」

  • <参考資料>
  • ◎令和4年度全国安全実施要綱
  • ◎令和4年度全国安全週間 三重労働局長メッセージ【pdfファイル】 準備中
  • ◎令和4年度安全週間リーフレット【pdfファイル】 準備中 
  • →全国安全週間について(R4)(厚生労働省HP) 準備中

このページに関する問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 
059-226-2107

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