働き方改革「三洋化成工業株式会社」へ企業訪問を行いました。
日 時 令和元年10月4日(金)10:00~11:30
場 所 三洋化成工業株式会社(京都市東山区一橋野本町11-1)
対応者
●三洋化成工業株式会社
代表取締役社長 安藤孝夫
取締役兼常務執行役員人事本部長 太田篤志
人事副本部長兼ダイバーシティ推進部部長 山﨑有香
人事部部長 稲木基孝
コーポレートコミュニケーション本部
メディア・IR部部長 児玉陽一
●訪問者
京都労働局長 南保昌孝
京都下労働基準監督署長 吉岡宏修
京都七条公共職業安定所長 武田賢一
専門監督官 荒川 修
内 容
・ 京都労働局 南保昌孝局長他は、令和元年10月4日(金)、東山区の三洋化成工業株式会社を訪問し、
安藤孝夫代表取締役社長他と面談して、働き方改革の推進に係る要請を行いました。
要請文の手交
安藤社長 南保局長
・冒頭、南保局長より安藤社長に「働き方改革」に係る要請文を手交し、続いて京都労働局の「働き方改革」に係る施策(京都府の現状と問題点、
京都局の取組み等)や雇用情勢等の説明を行いました。
南保局長からの説明
武田所長 南保局長 吉岡署長
・ 続いて、安藤社長、太田取締役他から、会社概況の説明の後、「働き方改革」への取組み等について、以下のとおり説明がありました。
【働き方改革・意識改革】
社長直轄で働き方改革プロジェクトを始動しており、「柔軟な働き方」、「業務革新」、「IT化・AI化」の3つのワーキングチームを設置、全社を挙げて課題解決に取り組み、在宅勤務の開始、スーパーフレックスタイム制の導入、時間単位有給休暇制度の導入、失効積立休暇の取得要件の緩和などの労働時間・休暇対策のほか、RPA導入やモバイルワークオフィスの活用などの取組みがなされている。
取組みの成果としては、働き方改革や業務に対する意識の改善が図られたこと、時間外労働時間の短縮、年次有給休暇の取得促進が図られてきたことなどが挙げられる。
育児支援制度として、育児休業からの復職者支援、男性の育児休業取得推進を図っており、特に男性の育児休業取得者数については
取得率、取得者数とも大幅に増加している。
2007年に京都で始めて「くるみん」認定を取得、2017年には「プラチナくるみん」認定を受けている。
女性活躍推進については、社内外の研修や交流会を実施するとともに、計画的な人材育成計画・配置を行い、コース制度の見直しなどを実施している。
また、LGBTに関する取り組みを開始し、勉強会の開催や社内規定の見直しなどを図っている。
安藤社長(左)からの説明
安藤社長 山﨑人事副本部長
太田取締役からの説明
稲木人事部長 太田取締役
・ その後、業界の現状や労務管理上の問題点、「働き方改革」関連法の推進等について意見交換を行い、懇談を終えました。
・ 懇談後、三洋化成工業(株)の工場内を見学して、現場の担当者から製造工程の説明、各種製品の説明を受けた後、本日の企業訪問を終えました。
工場見学の様子
南保局長 武田所長 吉岡署長
製品説明の様子
武田所長 南保局長 稲木人事部長 吉岡署長