ニュース&トピックス各種法令・制度・手続き事例・統計情報窓口案内労働局について
ホーム > よくあるご質問 > 年次有給休暇 > Q5 労働者が有給休暇を請求してきた場合に、仕事が忙しいときなど、有給休暇の請求を断ることはできるのでしょうか。

Q5 労働者が有給休暇を請求してきた場合に、仕事が忙しいときなど、有給休暇の請求を断ることはできるのでしょうか。

A.年次有給休暇は、原則、労働者が請求した時季に与えなければなりません。 ただし、請求された時季に年次有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合は、他の時季に与えることができるとされています。
 事業の正常な運営を妨げるかどうかは、その事業の規模、内容、当該労働者の担当する作業内容、性質、作業の繁閑、代替者の配置の難易、時季を同じくして有給休暇を請求する者の人数、労働慣行等諸般の事情を考慮して客観的に判断されるべきものです。判例等の動向をみると、事業の正常な運営を妨げるかどうかは極めて限定的に解されており、従業員の大半が同時に請求してきた場合は別として、そうでない限りは与えなくてはならないと考えた方がよいと思われます。
 なお、会社が、労働者から請求があったにもかかわらず有給休暇を与えない場合は、法律違反となります。

このページのトップに戻る
 

鹿児島労働局

〒892-8535 鹿児島市山下町13番21号鹿児島合同庁舎2階
〒892-0842 鹿児島市東千石町14番10号天文館NNビル5・8階
〒892-0847 鹿児島市西千石町1番1号鹿児島西千石第一生命ビル1・2・3階

Copyright(c)2003 Kagoshima Labor Bureau.All rights reserved.