物流分野では、担い手不足等の様々な課題があり、本年4月から、トラックドライバーの長時間労働の改善のため、年間の拘束時間をこれまでの3,516時間から最大でも3,400時間とする規制等が始まります。一方、ドライバー1人当たりの労働時間が短くなり、何も対策を講じないと、2024年度には14%もの輸送力不足が懸念される「2024年問題」に直面しています。
　本説明会では、荷主企業が、何も対策を講じなければ物流が停滞しかねない状況について理解を深め、適切な危機感の下、具体的な対策を行えるよう、荷主に求められる取組や支援策などを各関係行政機関から紹介しました。

1．開催日時・場所
　　令和6年2月28日（水）14：00～16：00　＠高松サンポート合同庁舎 南館101大会議室

2．対象者
　　荷主となる企業

3．説明内容（次第）
　　・改正労働基準法・改善基準告示のポイントや荷主の取組事例について（香川労働局）
　　・物流の2024年問題への対応について（四国経済産業局、中国四国農政局、四国運輸局）
　　・独占禁止法における物流特殊指定について（公正取引委員会　近畿中国四国事務所　四国支所）

4．説明資料
　　香川労働局資料「改正労働基準法・改善基準告示のポイントや荷主の取組事例について」
　　四国運輸局資料「トラック運送事業をめぐる現状及び2024年問題への対応について」 
　　経済産業局資料「価格交渉促進月間のフォローアップ調査」 （注1）
　　経済産業局資料「補助金PR資料」 （注2）
　　中国四国農政局「物流の2024年問題に向けた対応について」 
　　公正取引委員会四国支所資料「物流特殊指定について」 
　　四国運輸局参考資料「モーダルシフトに資する四国離発着フェリー・定期RORO船航路等一覧」 
　　注1）説明会ではこのうち一部を抜粋して配付しました。
　　注2）2024年3月13日版の資料であり、説明会資料から内容が更新されています。
　　※説明会実施当時の資料をそのまま掲載しております。最新の情報は、改めてご確認いただくようお願いいたします。

5．主催
　　四国経済産業局、中国四国農政局、四国運輸局、香川労働局