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令和3年度 第4回兵庫県最低賃金専門部会議事録
日時 | 令和3年8月4日(水) 9時53分~11時44分 | ||
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場所 | 兵庫労働局16階 第3共用会議室 | ||
出席者 | 公益委員 | 梅野会長、桜間委員、山口委員 | |
労働者委員 | 岩﨑委員、重宮委員、堀井委員 | ||
使用者委員 | 倉本委員、松岡委員、吉川委員 | ||
事務局 | 岸労働基準部長、青柳賃金室長、泉賃金指導官、倉本賃金主任、田村給付調査官 | ||
議題 | (1)兵庫県最低賃金の改正審議について (2)その他 |
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議事録 | 桜間部会長 | ただ今から第4回兵庫県最低賃金専門部会を開催いたします。 まず、本日の会議について事務局から報告をお願いします。 |
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泉賃金指導官 | 本日は、委員の方全員が御出席ですので、審議会令第6条第6項の規定による定足数を充足しておりますことを御報告いたします。 | ||
桜間部会長 | それでは議事に入りますが、事務局から他局の状況等について新しい情報はありますでしょうか。 | ||
青柳賃金室長 | 昨日、岐阜局が目安どおりの28 円の引き上げで、880 円で結審したということになっております。黒丸で使用者側反対であったと聞いており ます。 それと、先日、兵庫労連からありました最低賃金を1,000 円に引き上げる要請書が、追加分として469 筆が兵庫労働局に、それから、尼崎の 監督署に2,598 筆の提出がございましたので、報告させていただきます。 以上でございます。 |
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桜間部会長 | それでは、審議に入ります。 昨日の審議の確認ですが、昨日は使用者側から金額提示をいただきました。 それで、まず、労働側の主張ですが、労働側の金額提示は930 円、プラス30 円で変わらず、過去の影響率を前提とするのは現実的ではない。 中央での目安が28 円と出ている以上は、28 円をベースとしてそこから議論を進めるべきである。兵庫県が、全国加重平均902 円を下回ってい ることや、他局でも28 円での引き上げがベースとなっていることから、これを下回るような改正は容認できないということだったと思います。 これに対して、使用者側は、金額920 円を提示されました。プラス20円でございます。兵庫での過去の地域別最低賃金の引き上げについての 影響率からは、平成30 年のプラス27 円の時が最も高く影響率15.93%であった。その数値を超えるような引き上げはできない。今回の調査で の影響率は20 円だと13.86%、21 円引き上げだと16.15%となる。20円の引き上げであれば、コロナの影響を除き、事業場の最大限の努力で 何とかなる数字である。当然、行政の最大限のサポートが得られるということが前提である。業種においては、特に宿泊業は大きな打撃を受け ており、そこを見捨てるようなことはできないということだったと思います。 そういうことでよろしいでしょうか。特に御意見等はございませんでしょうか。 |
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各委員 | (特になし) | ||
桜間部会長 | それでは、昨日に引き続いて金額審議となりますが、労使それぞれで打ち合わせの時間は必要でしょうか。 | ||
労使委員 | はい、お願いします。 | ||
桜間部会長 | それでは、10 時10 分位まで、15 分以内でお願いできますでしょうか。 | ||
(労働側委員、使用者側委員それぞれ別室で協議) | |||
桜間部会長 | それでは、公益が労使双方からそれぞれお話を伺いたいと思います。 使用者側からよろしいですか。では、お願いいたします。 |
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(公労、公使、労使会議) (全体会議) |
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桜間部会長 | それでは、本日の審議はここまでにしたいと思います。 本日、公益が労働側及び使用者側と審議しましたわけですけれども、簡単に説明しておきたいと思います。 三者合意したいという思いが、労使双方ともにありました。 労働者の御意見も、これまでと変わりないということで、28 円をベースに議論したいということであります。 ただ、兵庫の歴史ということを考えれば、三者合意を何とかさせたいということでございました。 使用者側の御意見は、基本的に変わってないということですけれども、20 円を超えると影響が非常に大きいということであります。 ただ、三者合意を目指したいということは、使用者側も変わりはないということでございました。 そういう中で、まだ労使双方の主張に開きがあるということでございます。 何か補足等はございますでしょうか。 |
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各委員 | (特になし) | ||
桜間部会長 | それでは、最後に事務局から何かございますでしょうか。 | ||
青柳賃金室長 | 特にはございません。 | ||
桜間部会長 | それでは、次回は明日になるわけですけれども、明日には結論を出したいと思いますが、労使ともに御主張に変わりがないですので、午前10 時からの開始予定でしたが、結論を出して付帯の要望事項ということも、どういう形にせよ必要になるかと思いますし、そこのところを今年 の場合は、より考える必要もあるかと思います。少し時間が必要になる可能性もありますので、午前9時30 分からの開始にしたいと思うので すがいかがでしょうか。 事務局も対応可能とのことですので、それでよろしいでしょうか。 |
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各委員 | はい。 | ||
桜間部会長 | 引き続き明日も金額審議となりますので非公開といたします。 本日は、どうもお疲れさまでした。 |
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桜間 裕章 堀井 説也 松岡 直哉 |