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令和3年度 第3回兵庫県輸送用機械器具製造業最低賃金専門部会議事録
日時 | 令和3年9月29日(水) 14時00分~17時10分 | ||
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場所 | 兵庫労働局16階 第3共用会議室 | ||
出席者 | 公益委員 | 岡崎委員、庭本委員、山口委員 | |
労働者委員 | 遠藤委員、重宮委員、多禰委員 | ||
使用者委員 | 金子委員、鈴木委員、松岡委員 | ||
事務局 | 岸労働基準部長、青柳賃金室長、泉賃金指導官、倉本賃金主任、田村給付調査官 | ||
議題 | (1)兵庫県輸送用機械器具製造業最低賃金に係る改正決定の審議等について (2)その他 |
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議事録 | 山口部会長 | それでは、時間となりましたので、第3回兵庫県輸送用機械器具製造業最低賃金専門部会を始めさせていただきます。 まず本日の会議について、事務局から報告をお願いいたします。 |
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泉賃金指導官 | 本日は、全員が御出席ですので、最低賃金審議会令第6条第6項の規定による定足数を充足しておりますことを御報告いたします。 | ||
山口部会長 | それでは、議事に入りたいと思いますが、事務局から何かありますか。 | ||
青柳賃金室長 | 賃金室の青柳でございます。よろしくお願いいたします。 私からは、机上に配布しております資料の説明と他部会の状況につきまして、御報告させていただきます。 (次の資料について、説明。) 資料No1 毎月勤労統計調査地方調査月報(令和3年7月)兵庫県 資料No2 兵庫県の経済・雇用情勢(産業労働部政策労働局産業政策課 令和3年9月27日) 資料No5 兵庫県鉱工業指数月報(令和3年7月速報) 他部会の状況につきましては、机上に配布の「令和3年度兵庫県の最低賃金答申・改定状況」で一覧にさせていただいておりますが、本日の午前中までに、ほかの6部会で答申をいただいております。 塗料製造業がプラス22円引上げの995円、鉄鋼業がプラス28円引上げの992円、はん用機械器具等製造業がプラス16円引上げの960円、電子部品等製造業がプラス28円引上げの930円、計量器等製造業が同じく28円引上げの931円、自動車小売業につきましては、29円引上げの930円との答申をいただいている状況でございます。 また、他局の輸送関係ですが、埼玉が24円引上げの990円で答申されています。それから大阪は、一般機械・輸送機械と自動車とあるのですが、一般機械・輸送機械につきましては、プラス29円引上げの997円、自動車につきましては、プラス28円引上げの998円で答申されているという状況でございます。 以上でございます。 |
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山口部会長 | ありがとうございます。 あとは、我々だけが残されているという状況です。 それでは、今回も前回に引き続き金額についての審議ということになります。 審議に入ります前に、前回の労使それぞれの主張を確認したいと思います。 労側の主張ですけれども、ワクチン接種等も進み、コロナ禍の影響から回復しつつある。当該産業は基幹的な業種であり、金額は全国でもトップクラスではあるが、地賃との差も小さくなってきている。また、現場においては最低賃金近傍で働いている労働者もおり、時間額978円では、ワーキングプアは解消されない。地域のリーディング産業として、他の6業種をリードする必要もある。春闘では1.68%の賃上げであり、地賃の引上げ額28円に2円をプラスした30円の1,008円を提示されました。 使用者側ですけれども、ワクチン接種が進んでいるが、第5波の影響もあり、先行きは不透明である。地域のリーディング産業でなくてはならないという認識は一致するところであるが、業界の中ではコロナの状況は、昨年と大きく変わっていない。 また、春闘の賃上げ率は、製造業全体では0.32%ということからプラス3円の981円を提示されました。 このような内容でよろしいでしょうか。 |
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労使委員 | はい。 | ||
山口部会長 | それでは前回に引き続き、公益委員が労働側、使用者側とそれぞれの意見をお聴きして、進めていくことにしたいと思いますが、最初に、労使それぞれで打ち合わせの時間を設けた方が良いでしょうか。 | ||
労使委員 | はい、お願いします。 | ||
山口部会長 | それでは、10分から15分程度打ち合せいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 | ||
(労使それぞれ打ち合せ) | |||
(全体会議) | |||
山口部会長 | それでは、前回に引き続いて公益がそれぞれのお話を伺うということでよろしいでしょうか。 | ||
労使委員 | はい。 | ||
山口部会長 | それでは、これまでどおり労側からお話を伺うということでよろしいですか。 | ||
重宮委員 | こちらは提示した方ですので、使側からお願いします。 | ||
山口部会長 | それでは、使用者側からお伺いするということでよろしいですか。 | ||
鈴木委員 | はい、承知しました。 | ||
山口部会長 | では、別室で我々と協議お願いしたいと思います。 | ||
使側委員 | はい。 | ||
(公使会議、公労会議、労使会議) | |||
(全体会議) | |||
山口部会長 | 審議を重ねていただいたところ、労使の意見が一致したように思われますので、本専門部会として金額改正の意見をまとめさせていただきたいと思います。 1回目の金額審議では、労側が30円の引上げで、使側が3円引上げというところからお話し合いをさせていただきました。 労使双方とも兵庫県を代表するリーディング産業であるという思いを共有して、しっかり話し合いを重ね、双方の合意を得た中で、うまく意見交換が進んだということだと思います。 まず、最初の意見交換では、使側からは10円アップということで、労側からは、2円減の28円ということでしたので、地賃の引上げ額である28円をどう扱うかということで議論させていただきました。 労側からは、地賃との差が18円だと10円の差が開いており、これだと中々受け入れられないということでしたので、使側にもう一度話し合っていただき、さらに労使双方で議論していただいて、結果としては、労側が4円下げて24円、使側が2円上げて24円の引上げで合意をいただくということになりました。 したがいまして、今回の最低賃金は、24円引上げの1,002円で双方合意いただくということになりました。 以上から、本専門部会での金額改正については、この金額で結論が出たようですので、答申の手続きに入りたいと思います。 必要性の有無の審議と同様に、金額審議におきましても7月16日の本審において、専門部会が全会一致で決議した場合は、最低賃金審議会令第6条第5項を適用することを議決しています。 全会一致で改正金額の合意いただいた場合は、その内容で、事務局に部会報告文案及び答申文案を作成していただき、答申を行うこととします。 では、まず全会一致であることについての確認をしたいと思います。 それでは、兵庫県輸送用機械器具製造業の最低賃金の改正内容について、確認です。 時間額1,002円、引上げ額24円 効力発生の日 令和3年12月1日 以上、御異議ございませんか。 |
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各委員 | 異議なし | ||
山口部会長 | ありがとうございます。 出席者全員の御賛同をいただきましたので、本専門部会におきましては、全会一致により兵庫県輸送用機械器具製造業最低賃金については、時間額1,002円、引上げ額24円と決議されたことを確認いたします。 では事務局は、この内容で報告文案、答申文案を作成していただけますでしょうか。 |
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青柳賃金室長 | では、準備させていただきますので、少々お待ちください。 | ||
(事務局「報告文案」、「答申文案」を作成)(報告文案(写)を配布) | |||
山口部会長 | では、まず報告文案から確認したいと思いますので、事務局で報告文案を読み上げてください。 | ||
泉賃金指導官 | 案
令和3年9月29日
兵庫地方最低賃金審議会
会長 梅野巨利 殿
兵庫地方最低賃金審議会
兵庫県輸送用機械器具製造業最低賃金専門部会
部会長 山口 隆英
兵庫県輸送用機械器具製造業最低賃金の改正決定に関する報告書
当専門部会は、令和3年7月16日、兵庫地方最低賃金審議会において付託された標記について、慎重に審議を重ねた結果、慎重に審議を重ねた結果、別紙のとおりの結論に達したので報告する。 なお、本件の審議に当たった専門部会の委員は下記のとおりである。 記
公益代表委員 岡崎 利美 庭本 佳子 山口 隆英 労働者代表委員 遠藤 義一 重宮 秀人 多禰 貴之 使用者代表委員 金子 敏之 鈴木 健朗 松岡 直哉 別紙 兵庫県輸送用機械器具製造業最低賃金
以上です。
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山口部会長 | ただ今読み上げていただいた報告文案の内容でよろしいでしょうか。 | ||
各委員 | 異議なし。 | ||
山口部会長 | それでは、報告文案から案を消したものを報告文とします。 | ||
(事務局から出席者に報告文(写)を配布) | |||
山口部会長 | 引き続いて、今回は全会一致での議決となりますので、局長あての答申を行うこととします。 | ||
(事務局から出席者に答申文案(写)を配布) | |||
山口部会長 | それでは、事務局で、答申文案を読み上げてください。 | ||
泉賃金指導官 |
案
令和3年9月29日
兵庫労働局長
鈴木 一光 殿
兵庫地方最低賃金審議会
会長 梅野 巨利
兵庫県輸送用機械器具製造業最低賃金の改正決定について(答申)
当審議会は、令和3年7月16日付け兵労発基0716第1号をもって貴職から諮問のあった標記のことについて、慎重に審議を重ねた結果、別紙のとおりの結論に達したので答申する。 別紙以下につきましては、報告文の別紙と同じですので、省略させていただきます。 以上です。 |
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山口部会長 | ただ今読み上げていただいた答申文案の内容でよろしいでしょうか。 | ||
各委員 | 異議なし。 | ||
山口部会長 | それでは、答申文案から案を消した文を答申文として、審議会長名で局長あてに答申することとします。 では、労働基準部長に答申文をお渡しすることとしますので、事務局で準備をしてください。 |
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(山口部会長から岸労働基準部長に答申文を手交) | |||
(事務局から出席者に答申文(写)を配布) | |||
岸労働基準部長 | 一言御挨拶申し上げます。 本日、輸送用機械器具製造業最低賃金につきまして、全会一致での答申をいただき、ありがとうございます。 今年度は、大変厳しい状況の中、委員の皆様方には真摯に御議論いただき、決定いただいたことに深く感謝申し上げます。 本日、答申をいただきましたので、12月1日発効に向けて早急に手続きを行いたいと思います。 また、決定後は速やかに広報活動を行い、改正金額の周知及び履行確保、支援活動に努めて参りたいと思っております。 どうもありがとうございました。 |
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山口部会長 | 7月16日に局長から改正諮問がなされましてから本日まで、必要性の有無及び金額改正の審議を重ねることにより、全会一致で結審に至ることができました。 委員の皆様の御努力と審議会の運営協力に対し、お礼を申し上げます。ありがとうございました。 それでは、これで今年度の輸送用機械器具製造業最低賃金専門部会は終了といたします。皆様御苦労様でした。 事務局から何かありましたらよろしくお願いいたします。 |
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青柳賃金室長 | 本日、金額改正の答申をいただきましたので、今日から15日間異議申し出の公示を行いまして、異議申し出があった場合は、10月19日の本審において、異議審を設けるということで、12月1日発効を目指して手続きを踏んでいきたいと思っております。 また、今日を持ちまして、すべての特定最賃につきまして、答申をいただくことができました。 本当にありがとうございました。 |
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山口部会長 | 本日はこれで終わります。 皆様、ありがとうございました。御苦労様でした。 | ||
各委員 | ありがとうございました。 | ||
山口 隆英
重宮 秀人
松岡 直哉
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