令和3年度 第2回兵庫県塗料製造業最低賃金専門部会議事録

 
 
日時 令和3年9月16日(木)   10時00分~11時15分
場所 兵庫労働局16階 第3共用会議室
出席者  公益委員 岡崎委員、上林委員、坂本委員
 労働者委員 浦上委員、日下委員、寺田委員
 使用者委員 佐々木委員、廣利委員、𠮷川委員
事務局 岸労働基準部長、青柳賃金室長、泉賃金指導官、倉本賃金主任
議題    (1)兵庫県塗料製造業最低賃金に係る改正決定の必要性の審議等について
   (2)その他
議事録 岡崎部会長  ただ今から、第2回兵庫県塗料製造業最低賃金専門部会を開会します。
 まず、本日の会議について、事務局から報告をお願いします。
泉賃金指導官  本日は、全員御出席ですので、最低賃金審議会令第6条第6項の規定による定足数を充足しておりますことを御報告いたします。
岡崎部会長  それでは、議事に入りたいと思いますが、事務局から何かありますでしょうか。
青柳賃金室長  賃金室長の青柳でございます。私の方からまず、他部会の状況等を御報告させていただきます。今回申出いただきました7件の特定最低賃金については、すべて必要性有りで答申いただいております。まず、金額審議につきましては、9月13日にはん用機械と輸送用機械の1回目の金額審議の部会を行いましたが、金額の答申までには至っていないという状況でございます。また他局の状況ですが、塗料関係につきましてはまだ改正決定をしているという報告はございません。
 では、引き続き資料の説明ですが、前回お配りしました資料のうち、更新があったものだけ添付いたしております。
(以下の資料について説明)
  資料No1  一般職業紹介状況(令和3年7月分)について(兵庫労働局職業安定部職業安定課)
  資料No2  管内金融経済概況(日本銀行神戸支店 2021年9月7日)
  資料No3 毎月勤労統計調査地方調査月報(令和3年6月) 兵庫県
  資料No4 兵庫県の経済・雇用情勢 (産業労働部政策労働局産業政策課 令和3年8月27日)
  資料No5 兵庫県鉱工業指数月報(令和3年6月速報)
 以上でございます。
岡崎部会長  はい、ありがとうございます。
 前回8月19日の部会において、全会一致で必要性は有りとの決議を致しましたので、本日は、改正する金額についての審議となります。
 今までの審議の中でお話いただいている部分もありますが、ここからは金額審議ということですので、まずは、労使から金額審議に当たっての、金額提示及びその理由等を御発言いただき、そこから審議を進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
最初に、労使それぞれで打ち合わせの時間を設けた方がよろしいでしょうか。
労使委員  はい。
岡崎部会長  では、打ち合わせをお願いします。
 

(労使それぞれで打ち合わせ)
(第2回全体会議)

岡崎部会長

では、申し出いただいた労働側委員から金額提示とその理由をお願いいたします。

寺田委員  はい。
 労働者代表の関西ペイントの寺田から報告させていただきます。
 塗料業界は昨年の上期の業績はコロナの影響を受けて悪かったのですが、下期からこれまでずっと回復基調を続けております。1月から3月の4クォーターだけを見てみましても過去最高益をあげている企業も散見されている状況にあります。
 また、塗料の加盟している労働組合でデータをとっていますが、春闘の賃金のベースアップのアップ率につきましても、大手を含めますと全体で2.72%の賃上げ率という結果になりました。これは、加重平均で見ていますが、日本ペイントの5.18%というベースアップに引っ張られている数宇になりますので、あまり参考にはなりませんが、中小グループだけを見てみましても1.66%の賃上げ率ということで、現在は973円の特定最賃ですから、1.66%換算してみましても26.5円アップする必要があるということです。
 残念ながら我々塗料の兵庫県の企業内最低賃金の下限が995円ということであり、今973円ですから最大要求できるのが22円ということになっております。
 ということで、労働側としましては22円を提示させていただくということです。
 以上です。
岡崎部会長  では、使用者側委員お願いします。
𠮷川委員  はい。
 使用者側の方で只今話し合った結果ですが、影響率を根拠に考えていきたいと思います。
 確かに昨年度よりは持ち直しておりますので、前回は必要性有りということで、賛同させていただきました。
 ただ目の前の、半導体不足による生産減や原料の高騰、これも一次二次三次の値上げではなく、一部では五次の値上げなど価格転嫁していかなければいけないところがタイムリーにできてなく、企業内で吸収せざるを得ない状況にもなっております。
 コロナの影響もあるかもしれませんが、コンテナの不足で港湾関係の荷物が動かないなど、中国の需要が復活しておりますが、これも先程の半導体関係の影響もあり、需要とのアンバランスがあります。
 あと、アメリカ等の気候変動などで供給タイトなところで錯綜され、各原材料メーカーも生産の見直しをしているところだと思います。
 大企業のところも8月までは好調だと思ったのですが、9月以降、半導体の影響がでまして、トヨタ自動車さんでの14万台マイナスとか、これがいつまで続くかわからないという不透明感が目の前にございまして、持ち直しという点は確かに理解しておりますが、賃金自体を引き上げるというところには、製造業にとって費用の半分以上は人件費ですので、慎重に議論して参りたいと思います。その結果として、今日プラス7円の御提示をしたいと思います。
 以上です。
岡崎部会長  労使双方より、金額についての提示とその考えをお聞きいたしました。
 労働者側は22円引上げの995円、使用者側は7円引上げの980円という御主張でした。
 双方の主張の基本のところをお聞きしましたので、これから更に詰めていきたいと思います。
 では、お申し出いただいた労働者側から先にお話しを伺うこととします。
 

(公労会議、公使会議、公益委員会議、公労会議)
(第3回全体会議)

岡崎部会長  では時間の関係もありますので、本日はこのあたりで一旦終了し、次回に引き続き審議したいと思います。
 審議は残念ながら、平行線を辿っておりまして、労働者側は地賃に飲み込まれない水準をきちっと維持していきたいということです。
半導体不足による自動車の減産については深く関わっているのは数社のみですし、そこについても下期に回復が見込めるのではないかという見通しでした。
 それに対して、使側は自動車はそうであっても、半導体不足というのが直接電機などの減産にも繋がりますし、あるいは塗料の試験機の投入が遅れるなど業界全体に幅広く関わるというご意見でした。
 金額提示は、当初のとおり労働者側は995円、使用者側は980円ということで変更ありません。
ということで、労使それぞれ持ち帰っていただいて、御検討いただき、次回三者合意を目指して進めていきたいと思います。
 双方、補足されることはございませんか。
各委員  はい。
岡崎部会長  次回の日程ですが、事務局から説明いただけますか。
青柳賃金室長  次回の日程ですが、9月27日午前10時からとして予定をさせていただいていますが、もし、間に部会を入れたほうがよろしければ、調整させていただきますが、よろしいでしょうか。
𠮷川委員  はい。
寺田委員  次回の審議で合意できるよう努力いたしましょう。
岡崎部会長  では、次回は9月27日、月曜日、午前10時からの開催とします。
 次回は金額審議となりますので、「率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が損なわれるおそれがある場合」に該当しますので、会議は非公開とします。
 本日はこれで終了します。
各委員

 ありがとうございました。

 
岡崎 利美
浦上 哲也
𠮷川 和宏

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