労働災害急増中!!労働災害防止の取組を強化します(新居浜労働基準監督署)

労働者の皆様へ
「ながら作業」はしない!点検・修理時は機械を止める!「ゆったり動作」を意識する!など

~労働災害にあわないために、意識をカエル!行動をカエル!~

 新居浜労働基準監督署管内(西条市、新居浜市、四国中央市)の労働災害(休業4日以上の死傷者数)は、平成30年387人、令和元年421人(対前年比+8.8%)、令和2年476人(対前年比+13.1%)と急増し、令和3年に入っても、5月末現在で144人(対前年同期比+21.0%)と増加に歯止めがかからない状況です。
 また、令和2年の労働災害を事故の型別で分類すると、通路や階段、作業場所での転倒(22.3%)、高所からの墜落・転落(19.5%)、機械へのはさまれや巻き込まれ(14.9%)、腰痛などの無理な動作や体への負担によるもの(9.0%)の順であり、これらの4つの事故の型で全体の65.8%を占め、かつ、60歳以上の高年齢労働者の事故の割合が多い事も特徴的です。
 当署では、従来から労働災害防止を目的とした事業場に対する各種指導等を実施していますが、労働災害の増加に歯止めがかからない状況を踏まえ、様々な機会を通じ広く労働者の皆様に、労働災害が急増していることを知っていただきたいと考えています。
 また、労働災害は、「ながら作業」はしない!点検・修理時は機械を止める!「ゆったり動作」を意識する!など、日常の作業の中で動作や意識を少しだけカエル事で防ぐことができるものもあり、労働者一人ひとりに意識と行動変容をお願い出来ればと考えています。
 そこで、来月1日からの全国労働安全週間にあわせ、災害が急増している現状を周知するために添付のリーフレットを使った広報活動を行うとともに、従来の災害防止指導等に加え、上記4つの事故の型及び高年齢労働者の事故を把握した際は、事案に応じた各種指導等を実施させていただくなど、労働災害防止の取り組みを強化することとしています。


       「令和3年度災害防止チラシ」 (PDFファイル:177KB)
 
     

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