WBGT値(暑さ指数)とは?

 
 WBGT(湿球黒球温度:Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標で、労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されています。
 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。またWBGT値ごとの危険度は下表1のとおりです。

 

WBGT値を計測し、熱中症リスクの低減を!

 熱中症を予防するため、日本産業規格JIS Z 8504又はJIS B 7922に適合した「黒球付きWBGT値測定器」を使用して職場(作業場所)のWBGT値を測定しましょう。
 もし値測定器が無い場合は、環境省の熱中症予防情報サイトで県内10地点のWBGT値を確認することもできます。
 計測したWBGT値を下表2のWBGT基準値と比較して、WBGT値がWBGT基準値を超える場合(超えるおそれがある場合を含む)は、熱中症にかかる危険性が高くなりますので、㋑冷房を使って職場(作業場所)の温度を下げる ㋺休憩場所に冷房設備を設ける ㋩水分・塩分を意識的に摂取する ㋥作業時間を短縮する ㋭作業内容を身体作業強度(代謝率レベル)の低いものに変更する 等の対応を行い、熱中症リスクの低減を図ってください。

  1.赤色です

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