令和5年度冬季無災害運動を実施します

令和5年度冬季無災害運動を実施します
 
  本年も、令和5年12月1日から令和6年2月29日までの期間に「令和5年度冬季無災害運動実施要綱」に基づき、労働災害の防止に向けた運動を展開します。
 例年、降雪期特に12月から翌年2月までの期間は、凍結、圧雪路面での転倒災害、屋根雪の除去作業中の墜落災害、除雪機械によるはさまれ・巻き込まれ災害等の北陸特有の労働災害が多発する季節です。
 富山県内においては、冬季(12月から翌年2月までの3か月間をいう。以下同じ。)に降積雪や凍結に起因する労働災害が多く発生しているところであり、令和4年12月から令和5年2月までの休業4日以上の死傷者数については248人(対前年同期比62人減)となり、過去10年では最少の死傷者数となりましたが、その年の降雪量や気温によっては労働災害が多発することが憂慮されます。
 12月から翌年2月までの期間に発生した労働災害は、製造業、商業、運輸交通業など様々な業種において発生しています。
 事業者の皆様におかれましては、「令和5年度冬季無災害運動実施要綱」に基づき、冬季における労働災害を防止するため要項の実施事項に取り組んでください。
 
注意ポイント
☆平均最低気温が低い程冬季災害が発生している傾向があります。
  事前に季節予報や週間予報等の情報を労働者と共有し冬季の安全意識を高めましょう!
 
☆転倒災害は、多くの労働者の出勤時間帯である、8時台を中心に7時台から9時台までの間で多数発生している。
 駐車場等では、凍結路面上に融雪等の水分が乗った箇所に注意しましょう!
 
☆ 転倒災害の被災者を年代別でみると、60歳以上が最も多く、次いで50から59歳が多くなっており、50歳以上の被災者が全数の7割超を占めている。
 高年齢の発生割合、重篤率は高いものの、どの年齢層でも転倒のリスクはあります、日頃から足元の注意を促しましょう!
 
1.「令和5年度冬季無災害運動実施要綱」はこちら
2.冬季無災害運動リーフレットはこちら
 

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