能登半島地震に伴う災害復旧工事における安全対策について富山県瓦工事業協同組合に協力要請を行いました!

 富山県瓦工事業協同組合は、富山県内の瓦工事専門業者約100社で構成される組合であり、加盟業者は能登半島地震に伴う多くの屋根上補修工事等の対応を行っています。
 令和6年5月21日、高岡労働基準監督署は、富山県瓦工事業協同組合に、全加盟業者に対して、能登半島地震に伴う災害復旧工事現場における瓦の葺き替えなどの屋根上作業について、高所からの墜落・転落災害防止対策の徹底と「足場の設置が困難な屋根上作業での墜落災害防止対策のポイント」の周知を依頼する要請文等を交付しました。
 木造住宅の瓦の葺き替え作業等においては、工期が短いなどの理由により、作業を行う足場を設けることが難しく、屋根上で墜落防止設備を設けずに作業を行うことで墜落する労働災害が多く発生しています。
 高岡労働基準監督署では、今回の要請と併せて、管内の安全パトロールを強化する等により、今後も能登半島地震に伴う災害復旧工事の労働災害防止に取り組んでいきます。

高岡労働基準監督署長から富山県瓦工事業協同組合に対する要請書等交付時の様子

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