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滋賀県の労働衛生の現状
お問合せ先
滋賀労働局 労働基準部 健康安全課
大津市打出浜14番15号
滋賀労働総合庁舎5階
TEL:077-522-6650
滋賀県の労働衛生の現状(令和7年)
滋賀県内の労働者の健康確保に関する現状について、定期健康診断結果、業務上疾病の発生状況及び労災補償状況等のデータをもとに取りまとめました。今後も事業場における自主的な労働衛生対策の推進が重要となっています。
現状のポイント
- 定期健康診断有所見率は53.0%
- 生活習慣病関連項目の有所見が多数
- 業務上疾病では腰痛が最多
- 熱中症による疾病は過去最多
- 精神障害による労災認定は増加傾向
1 健康診断の状況
労働者の約2人に1人に健康上の所見があります

図1 定期健康診断(一般)有所見率の推移
令和7年の定期健康診断有所見率は53.0%となっており、全国平均59.7%を下回るものの、約2人に1人が何らかの所見を有しています。全国的には有所見率の上昇傾向が続いています。
生活習慣病に関連する項目で所見が多くみられます

図2 定期健康診断(一般)項目別有所見率
血中脂質の有所見率が最も高く、血圧、肝機能、血糖など生活習慣に関連する項目で所見が多く認められています。
2 特殊健康診断の状況
騒音業務における有所見率が比較的高くなっています

図3 特殊健康診断 主な項目別有所見率
特殊健康診断では、騒音業務における有所見率が比較的高い状況となっています。
3 業務上疾病の状況
毎年100件前後の業務上疾病が発生しています
図4 業務上疾病の推移(新型コロナウイルス感染症を除く)令和7年の業務上疾病(新型コロナウイルス感染症を除く)は103件発生しています。
腰痛と熱中症が大きな割合を占めています

図5 業務上疾病の種類別発生状況
腰痛が44件(42.7%)で最も多く、熱中症26件(25.2%)、負傷による疾病14件(13.6%)が続いています。
商業、製造業、保健衛生業で多く発生しています

図6 業務上疾病の業種別発生状況
業種別では商業31件、製造業26件、保健衛生業17件となっており、幅広い業種で発生しています。
4 熱中症対策
熱中症による疾病が過去最多となりました

図7 熱中症による業務上疾病の推移
令和7年の熱中症による業務上疾病は26人となり、統計開始以降で最多となりました。気候変動の影響もあり、熱中症対策の重要性が高まっています。
5 化学物質対策
化学物質による災害は毎年発生しています
図8 化学物質による中毒・薬傷災害の推移化学物質による中毒・薬傷災害は毎年発生しており、自律的な化学物質管理の推進が重要です。
6 じん肺・振動障害の状況
じん肺は建設業及び製造業で発生しています
図9 じん肺による労災認定状況建設業及び製造業において、じん肺による労災認定が継続的に発生しています。
振動障害は中長期的に減少傾向です
図10 振動障害による労災認定状況振動障害は林業等で発生していますが、中長期的には減少傾向がみられます。
7 メンタルヘルス対策・過重労働対策
精神障害による労災認定は増加傾向です
図11 精神障害による労災認定の推移精神障害による労災認定件数は全国的に増加しており、令和7年度は過去最多となっています。
脳・心臓疾患による労災認定も増加傾向です
図12 脳・心臓疾患による労災認定の推移脳・心臓疾患による労災認定件数も増加傾向がみられます。
8 滋賀労働局の重点対策
- メンタルヘルス対策
- 過重労働対策
- 化学物質対策
- 電離放射線対策
- 腰痛予防対策
- 熱中症対策
【出典】滋賀労働局「滋賀県の労働衛生の現状(令和8年8月)」
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