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林業労働安全衛生講習会(太良町森林組合主催)

林業労働災害防止のポイントなどを説明する古川監督官
日付:令和7年10月8日
場所:太良町森林組合
林業労働災害防止のため、太良町森林組合主催で林業従事者を対象とする講習会が開催され、武雄労働基準監督署から古川監督官が講師として、佐賀労働基準監督署及び伊万里労働基準監督署から任官1年目の労働基準監督官が研修として参加させていただきました。
午前中の太良町森林組合での講義では「林業労働災害防止対策について」説明を行い、午後からは県有林にてチェーンソーによる伐木作業に関する実地講習に同行しました。午前中の講義では、特にリスクアセスメントについて、実施例や過去の災害事例を交えて説明しました。
担当部署名:武雄労働基準監督署 監督・安衛課
担当電話番号:0954-22-2165

午後の実地講習の様子です。太良町森林組合の指導者が、受講者が伐倒した木の切り口を見て、改善点等を指導しています。伐倒の際は、受け口や追い口などを適切に作る必要があります。


午後の実地講習の様子です。チェーンソーによる伐木を行いましたが、かかり木が発生したため、フェリングレバーを用いて安全に倒れるよう処理を行っています。伐木作業やかかり木の処理は最も危険な作業の一つになりますので、退避場所の選定、合図、作業方法などについて労働安全衛生規則を遵守する必要があります。